解析結果

LIPPS (リップス) フリースタイラー ワックス

カテゴリ:スタイリング剤

LIPPS (リップス) フリースタイラー ワックス
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総合ランク

369個中 201位

総合点

2.44
2.44

1mlあたり

15.5円
コスパ
2.2

カテゴリ内順位

55%以内
203位 / 368製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1341位 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因 皮膚感作性 3件 内分泌かく乱性 2件 経皮吸収 20件
リスクスコア100点満点・低いほど安全
0/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.6/5注意
EWG スコア18成分の平均・低いほど安全
最高 6
2.4/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 18成分
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B3件
フェノキシエタノール、プロピルパラベン、メチルパラベン
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
1件
ポリクオタニウム-11
内分泌かく乱性
2件
プロピルパラベン、メチルパラベン
生分解性高いほど良い
59%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
36%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

20成分数
0植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.9/5
No.1 使用感の良さ
3.7/5
No.2 サラサラ感
3.5/5
No.3 安全性(総合)

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

ツヤ感
2.8
ホワイトニング
2.7
持続性
2.6
保湿効果
2.4
即効性
2.3
コスパ
2.2
素材の品質
2.2
育毛力
1.6
エイジングケア
1.6
浸透力
1.2
スキンケア力
0.8
環境配慮
0.8
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
香り 【香り】男女に好まれるアップルグリーンの香り
広告を含みます。

商品説明

【ヘアサロン「LIPPS hair」のサロンワークから生まれたヘアワックスシリーズ】基本的なスタイリング機能は勿論のこと、中味や容器の使いやすさなどプロダクトが持つすべての機能に対してこだわりを持ち開発しています。サロンでの施術や撮影など、…
広告を含みます。

ANALYZEDLIPPS (リップス) フリースタイラー ワックスの解説

使用感の良さを支えているのは、成分表のどこか

LIPPS (リップス) フリースタイラー ワックス株式会社リップス

■ 総合2.44点|使用感だけが際立つ整髪特化型

LIPPS (リップス) フリースタイラー ワックス

スタイリング剤内の順位

369個中201位

上位 55%(中位)

安全性の判定

注意が必要な成分 8つ(EWG3以上: PEG-90M(3)、シクロペンタシロキサン(4)、セテス-10(4))

解析チームです。今回は『LIPPS フリースタイラー ワックス』を見ていきます。

総合点は2.44点と平均を下回る中で、使用感だけは3.9点と高い水準です。気になるのは『使用感を支えているのは成分表のどこなのか』という点です。答えは成分表にあります。

結論から

総合評価は「要注意」ですが、整髪料としての手触りは平均以上です。総合点は2.44点で、平均の3.0点を下回ります。使用感だけが3.9点と平均以上で、仕上がりを重視する人には候補に入る水準です。

  • ナチュラルな束感を出したい人:固形のワックスが軽く伸びるシリコーンと組み合わさり、ルーズな動きとツヤが出やすい設計です。
  • 洗い落ちを重視するショートからミディアムの人:軽い油分が中心で、メーカーも洗い落としやすさを掲げています。
  • 頭皮や髪の補修まで求める人:スカルプケア力0.8点、髪補修力1.3点と低く、整髪に特化した成分表です。

注目の成分3つ

キャンデリラロウとマイクロクリスタリンワックス(形を保つ固形の油)

キャンデリラロウは植物由来、マイクロクリスタリンワックスは石油由来の固形の油で、髪に塗ると形を固めて束感を作ります。配合順は6番目と10番目と上位寄りで、EWGスコアは1と2と低めです。体温でやわらかくなり、指でなじませると伸びがよく、ツヤのあるルーズな動きが出ます。髪の内側を直す成分ではないため、補修を求める人には物足りず、髪補修力は1.3点(平均3.0点)にとどまります。

シクロペンタシロキサン(軽く揮発するシリコーン)

髪の表面に薄くのび、時間とともに揮発して、べたつきを残さず軽い仕上がりにするシリコーンです。配合順は2番目で、水の次に多く入っています。ワックス類の重さを抑えて伸びをよくするため、使用感3.9点(平均3.0点)を支える中心の成分です。一方でEWGスコアは4で、環境に残りやすい性質も指摘されており、安全面の点数は伸びません。

ポリクオタニウム-11(髪になじむ整髪ポリマー)

プラスの電気を帯びて髪の表面に吸着し、広がりを抑えて薄い膜でまとまりを出す成分です。ヘアワックスやジェルに広く使われる定番で、配合順は14番目、EWGスコアは4です。ワックスで固めた毛先が広がりにくくなり、乾いた後もまとまりが続きます。ただしマイクロプラスチックに該当する点が、安全面の点数を押し下げています。

髪の表面 ポリマーの橋 髪の毛 ① 広がる ② 橋を架ける ③ 形を保つ 髪がばらけて広がり、まとまらない ポリマーが髪どうしをつなぐ橋になる 橋が形を支え、そろった状態が続く
皮膜形成ポリマーのキープ力乾く過程でポリマーが髪どうしをつなぐ細い橋になり、整えた形をその位置で保ちます。時間がたってもふくらみにくく、朝つくった形が夕方まで続きます。

安全面で見ておくこと

全体的な安全性は2.6点(平均3.0点)で、防腐剤と環境面に注意点があります。

  • プロピルパラベンとメチルパラベンは、GHS感作性1Bに分類され、内分泌かく乱の疑いも指摘されています。プロピルパラベンはEWGスコア6で旧指定成分です。頭皮に直接すり込まず、毛先中心に使うと触れる量を抑えられます。
  • フェノキシエタノールも、GHS感作性1Bの防腐剤です。パラベンと併用されていて、防腐剤が3種入っている点は知っておきたいところです。
  • ポリクオタニウム-11はマイクロプラスチックに該当し、シクロペンタシロキサンは生分解性0.20と分解されにくい成分です。どちらも流した後に環境へ残りやすいため、必要な量だけ使うのが向いています。

スコアの内訳

使用感が高い理由

使用感は3.9点で、平均の3.0点を0.9点上回ります。軽く揮発するシリコーンが2番目にあり、固形のワックス類をのびのよいテクスチャーに仕上げているためです。増粘ポリマーのPEG-90Mやクロスポリマーが入り、ほどよい粘りも作っています。

使用感を支えているのは、軽いシリコーンとワックス類の組み合わせだと成分表から読み取れます。口コミの評価点はデータにないため、メーカーの「伸びが良く扱いやすい」「洗い落ち◎」という説明と見比べると、使用感3.9点とは方向が一致します。

スカルプケア力・スキンケア性能が低い理由

0.8点で、平均を2点以上大きく下回ります。頭皮や肌を整える有効成分や保湿成分が、成分表にほとんど見当たらないためです。保湿に近いのは9番目のBGと11番目のスクワランで、保湿力は2.4点(平均3.0点)です。

さらに防腐剤3種やEWGスコア4の乳化剤2種が並ぶため、頭皮に使う前提の処方ではありません。スタイリング剤は髪の表面で形を作る道具なので、頭皮ケアの点数が低いのは役割の違いから自然に説明できます。

まとめ

上位に水と軽いシリコーンが並び、その後ろにワックス類が続く成分表は、手のひらで伸ばしやすい整髪料の典型です。髪の内側や頭皮に働きかける成分は少ないので、この商品に求められるのは、その日のスタイルをつくる手触りと仕上がりです。傷みが気になる人は、ケアを別のトリートメントで補う必要があります。

ワックスを選ぶときは、成分表の上位が軽い油分か重い固形ワックスかを見ると、仕上がりの重さが想像できます。軽いほど動きが出て、重いほど固まる傾向があるからです。

使うときは、手のひら全体に薄く広げてから、毛先に近い部分へなじませてください。体温でやわらかくなるワックス類は、少量ずつ足すとツヤのあるルーズな動きが作りやすくなります。ショートからミディアムで動きを出したい人には、使い切りやすい一本と考えます。夜はしっかり洗い流すと、翌朝の髪がすっきりします。

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