カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性4件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収23件
メーカー
ホーユープロフェッショナル(hoyu professional)ブランド
Hoyu容量
80ml参考価格
795円1ml単価
9.9円JAN
0795864745623ASIN
B009EPLM9U発売日
2018年6月23日ID
11847製造国
日本シリーズ名
ミニーレ ウイウイ対象の髪タイプ
男性向け・硬毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
Hoyu ウイウイ ホーユー ミニーレ デザインクリーム9ホーユープロフェッショナル(hoyu professional)
■ 総合2.33点|スタイリング特化処方がケアの空白を作った

スタイリング剤内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 14つ(EWG3以上: PG(4)、TEA(6)、エタノール(3))
解析チームです。今回は『Hoyu ウイウイ ホーユー ミニーレ デザインクリーム9』を見ていきます。
全23成分のうちスタイリング用ポリマーが2種配合されており、硬毛向けスタイリングクリームとしての処方方向は明確です。ただし総合点は2.33点と平均3.0点を0.67点下回ります。気になるのは『このクリームをスタイリング剤として選ぶ理由があるのか』という点です。答えは成分表にあります。
スタイリング機能に特化した処方で、ケア面は要注意水準です。ポリマー2種とワックス系成分がセット力を担っていますが、髪補修力1.3点・スカルプケア力0.3点(いずれも平均3.0点を大幅に下回る)と、補修や頭皮ケアの機能はほぼ期待できません。
「(ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー(しなやかな皮膜を形成する合成ポリマー)」と「(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(持続するホールド感を与えるポリマー)」の2種が組み合わされています。前者が皮膜の柔軟性を、後者が長時間のセット力を担う役割分担で、スタイリングポリマー類を複数組み合わせることによる相乗効果が見込まれる処方設計です。単一ポリマーでは出しにくいほどよい固さと操作性の両立が、使用感2.9点(平均3.0点との差0.1点)を支えています。
メキシコ産植物(Euphorbia cerifera)から得られる天然ワックスで、高い硬度と光沢性を持ちます。成分表の第2番目に登場し、処方全体の中核を担う配合量です。パラフィン(石油精製由来の固形ワックス)と組み合わさることで、硬毛の「しっかりまとまる」感覚と独特の光沢感を同時に実現しています。EWGスコア1と安全性評価は最高水準で、コメドジェニック度(毛穴詰まりリスク)も1と低く、生分解性0.80と環境負荷も低めです。
ジメチルポリシロキサン(髪の表面に均一なコーティング膜を形成するシリコーン)です。キューティクル(髪を覆うウロコ状の表面組織)の凹凸を物理的に埋めることで摩擦を軽減し、ツヤと指通りの改善に寄与します。ワックス系成分と組み合わさることでセット後の光沢とまとまり感が両立する処方になっており、使用感スコアを下支えする成分の一つです。EWGスコア3で安全性は高水準ですが、生分解性は0.20と低めの数値で、シリコーン系成分に共通する環境蓄積性の課題があります。
使用感2.9点は全項目で最も高いスコアです(平均3.0点との差は0.1点)。スタイリングポリマー2種が柔軟なセット力を担い、キャンデリラロウとパラフィンがワックス感と光沢感を加えます。さらにTEAが脂肪酸・高級アルコールと組み合わさることで乳化を安定させ、クリームのなめらかなテクスチャーを実現している点も使用感を底上げする要因です。口コミ評価4.6点(5点満点・20件)と使用感スコアの方向性は一致しており、実際の使い心地と成分解析の評価が合致する商品です。
スカルプケア力0.3点は全項目で最低値です(平均3.0点との差は2.7点)。成分表を確認すると、育毛・抗炎症・皮脂コントロールといった頭皮向け成分は一切配合されていません。スタイリングクリームとして設計された商品のため当然の結果ですが、「このクリームをスタイリング剤として選ぶ理由があるのか」という点については、仕上がりと使用感の目的に限るなら口コミが示すとおり一定の根拠があります。ただし髪補修力1.3点(平均より1.7点低い)も示すように、ケアを求める用途では選びにくい商品です。スタイリング専用と明確に割り切れるかどうかが、評価を分ける判断軸になります。
一言で言うと、スタイリングのためだけに使う商品です。ポリマー2種とワックス系成分がセット力と光沢感を担い、硬毛の男性が仕上がりを整える目的には一定の機能を発揮します。補修・頭皮ケア・保湿はほぼ期待できないため、ケアは別の商品に役割を担わせる前提が必要です。
効果を引き出すには、頭皮への直接塗り込みを避け、毛先・中間部分を中心に使うのがポイントです。TEAやパラベン類が含まれるため、スタイリングは毛束に限定した使い方が安全面からも適切です。
余談ですが、国際化粧品原料集(ICID)によるとキャンデリラロウは食品・化粧品の両分野で長年にわたり使われてきた安全性実績のある天然成分です。スタイリングとケアの役割を別々の商品に分担させる考え方で、この商品の使いどころはより明確になります。まずは1週間、スタイリング専用として試し、仕上がりの変化を確かめてみてください。
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