情報の最終更新:
カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
SVHC高懸念・EU規制の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
中野製薬(nakano)ブランド
NAKANO容量
250ml参考価格
2950円1ml単価
11.8円JAN
4989793904688ASIN
B002UNJUT2発売日
2022年8月24日ID
11804製造国
日本シリーズ名
プロスタント詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る商品説明
中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス中野製薬(nakano)
■ 総合2.59点|使用感が孤立した処方設計

洗い流さないトリートメント内の順位
773個中431位
上位 56%(中位)
安全性の判定
注意が必要な成分 8つ(EWG3以上: PEG-40ヒマシ油(4)、エタノール(3)、カルボマー(3))
解析チームです。今回は『中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス』を見ていきます。
成分表の2番目・3番目にシクロメチコンとジメチコン(いずれも髪表面をなめらかにするシリコーン系成分)が並び、使用感3.2点(平均3.0点)は平均を上回ります。ただし総合点は2.59点にとどまっています。気になるのは「使用感は評価されているのに、なぜ総合点は伸びないのか」という点です。答えは成分表にあります。
「サラサラの手触り」には応える処方ですが、髪補修・保湿・安全性の面でやや物足りない水準です。シリコーンが処方の上位を占め、使用中の感触は良好な一方、髪の内部を補修・保湿する成分の配合が薄く、スコアの底上げには至っていません。
シクロメチコンは塗布後に揮発してべたつきを残さず、ジメチコンはキューティクル(髪の外側のうろこ状保護層)を平滑化してツヤと指どおりを改善します。この2成分が配合順の2位・3位を占めており、使用感3.2点の主な支え役となっています。
アミノ酸であるグルタミン酸を油溶性に加工した成分で、細胞間脂質(髪や肌の内側で水分をつなぎとめる脂質層)に近いラメラ液晶構造を形成します。コレステリル基が毛髪脂質とのなじみを高めるため、べたつきが少なく保護膜を作れますが、配合は4番目とシリコーン2種の後であり、保湿力1.7点の伸びしろとなっています。
小麦グルテンを分解して得られる植物性ペプチド(短いタンパク鎖)で、髪のケラチンと類似した構造を持ち毛髪内部へ浸透して補修します。配合順は5番目と前半に登場する点は評価できますが、単独での補修成分がこの1種のみで、髪補修力1.7点を大きく押し上げるには足りていません。
配合順2位のシクロメチコンが塗布直後の軽いのびを生み出し、3位のジメチコンが髪表面を均一にコーティングしてサラサラ感を持続させます。この2種のシリコーンが処方の中心にあることで、日中の広がり抑制という商品コンセプトに使用感が直結しています。
スカルプケア力0.4点(平均3.0点)は、頭皮向けの血行促進成分・抗炎症有効成分・皮脂コントロール成分が成分表に一切含まれていないことによるものです。ストレートヘアの持続を目的とした処方設計であり、頭皮ケアは設計の対象外といえます。これが前書きで示した「使用感は平均以上なのに総合点が伸びない」理由の核心で、補修力・保湿力・スカルプ力がそろって低いことが総合2.59点を押し下げています。
一言で言うと、使用中のサラサラ感には応えられるが、髪の内部ケアや頭皮ケアを求めると物足りない処方です。縮毛矯正後のくせの戻りを日中だけ抑えたい場面には機能しますが、ダメージ補修を主目的に選ぶと期待値との差が生じます。
効果を引き出すコツは、少量(1〜2プッシュ)を毛先から中間部に薄く伸ばすことです。根元に多くつけるとシリコーンの蓄積感が出やすく、仕上がりが重くなります。
余談ですが、シクロペンタシロキサンとジメチコンを組み合わせた処方について、化粧品科学誌『International Journal of Cosmetic Science』によると、揮発性と非揮発性のシリコーンを組み合わせることで、単独配合より均一な皮膜が形成されやすくなるとされています。使用感に一定の合理性がある処方ですが、それ以外の性能を求めるなら補修・保湿成分を別のヘアケアで補う組み合わせ使いが現実的です。
まだ口コミはありません。最初の口コミを書いてみませんか。
口コミを書く