解析結果

中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス

情報の最終更新:

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス
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総合ランク

773個中 431位

総合点

2.59
2.59

1mlあたり

11.8円
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

60%以内
439位 / 736製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 62039位 Amazonランク

@cosme 40件 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

SVHC高懸念・EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 1件 経皮吸収 15件
SVHC シクロメチコン
EU規制 シクロメチコン
EWG 3+ PEG-40ヒマシ油(4)、エタノール(3)、カルボマー(3)、シクロペンタシロキサン(4)、シクロメチコン(4)、ジメチコン(3)、加水分解コムギタンパク(4)、水酸化K(8)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
19/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.4/5注意
EWG スコア12成分の平均・低いほど安全
最高 8
3.3/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 12成分
フラグ成分の詳細(1件)
SVHC EU REACH 高懸念物質
シクロメチコン
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
シクロメチコン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
なし
検出なし
生分解性高いほど良い
64%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
34%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

16成分数
0植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.5/5
No.1 サラサラ感
3.3/5
No.2 安全性(総合)
3.2/5
No.3 使用感の良さ

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

ホワイトニング
3.0
ツヤ感
2.9
素材の品質
2.8
即効性
2.6
コスパ
2.4
持続性
2.2
育毛力
1.9
エイジングケア
1.9
浸透力
1.9
髪補修力
1.7
保湿効果
1.7
環境配慮
1.5
スキンケア力
0.4
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満

メーカー

中野製薬(nakano)

ブランド

NAKANO

容量

250ml

参考価格

2950円

1ml単価

11.8円

JAN

4989793904688

ASIN

B002UNJUT2

発売日

2022年8月24日

ID

11804

製造国

日本

シリーズ名

プロスタント

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

トリプル効果: ストレートヘアを美しく保つための3つの効果を発揮します 湿気対策: 湿気によるくせの戻りを抑え、ストレートヘアを長時間持続させます ボリュームコントロール: くせ毛のボリュームをダウンし、髪の広がりを抑えます 仕上がり: な…
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ANALYZED中野製薬 プロスタント ヘアエッセンスの解説

使用感だけが浮かび上がる、シリコーン主体のヘアエッセンス

中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス中野製薬(nakano)

■ 総合2.59点|使用感が孤立した処方設計

中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス

洗い流さないトリートメント内の順位

773個中431位

上位 56%(中位)

安全性の判定

注意が必要な成分 8つ(EWG3以上: PEG-40ヒマシ油(4)、エタノール(3)、カルボマー(3))

解析チームです。今回は『中野製薬 プロスタント ヘアエッセンス』を見ていきます。

成分表の2番目・3番目にシクロメチコンとジメチコン(いずれも髪表面をなめらかにするシリコーン系成分)が並び、使用感3.2点(平均3.0点)は平均を上回ります。ただし総合点は2.59点にとどまっています。気になるのは「使用感は評価されているのに、なぜ総合点は伸びないのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

「サラサラの手触り」には応える処方ですが、髪補修・保湿・安全性の面でやや物足りない水準です。シリコーンが処方の上位を占め、使用中の感触は良好な一方、髪の内部を補修・保湿する成分の配合が薄く、スコアの底上げには至っていません。

  • 向いている人:縮毛矯正後のストレートヘアを日中まとめておきたい人。シリコーンによる表面コーティングが広がりを即座に抑えます。
  • 向いている人:ドラッグストア購入でさらっとした仕上がりを手軽に求める人。仕上がり感の即効性はデータが裏付けています。
  • 向かない人:ダメージ補修や保湿効果を期待する人。髪補修力1.7点・保湿力1.7点(いずれも平均3.0点の約57%)は補修・保湿目的には力不足です。

注目の成分3つ

シクロメチコン・ジメチコン(髪の表面をなめらかにする揮発性シリコーンと直鎖シリコーン)

シクロメチコンは塗布後に揮発してべたつきを残さず、ジメチコンはキューティクル(髪の外側のうろこ状保護層)を平滑化してツヤと指どおりを改善します。この2成分が配合順の2位・3位を占めており、使用感3.2点の主な支え役となっています。

髪の表面 指 指 シリコーンの膜 ① 引っかかる ② 覆う ③ ツヤが出る キューティクルが逆立ち、指が引っかかる シリコーンが表面を覆い、すき間をならす 表面がなめらかで、指通りとツヤが出る
シリコーンの皮膜ざらついたキューティクルの上に薄い膜を作り、指通りとツヤを出します。指が引っかからなくなり、乾かした後にツヤが出ます。

ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)(疑似セラミド・細胞間脂質に近いエモリエント成分)

アミノ酸であるグルタミン酸を油溶性に加工した成分で、細胞間脂質(髪や肌の内側で水分をつなぎとめる脂質層)に近いラメラ液晶構造を形成します。コレステリル基が毛髪脂質とのなじみを高めるため、べたつきが少なく保護膜を作れますが、配合は4番目とシリコーン2種の後であり、保湿力1.7点の伸びしろとなっています。

髪の内部 髪の細胞髪の細胞 抜けた穴 セラミド ① 抜ける ② はさむ ③ 保つ セラミドが抜け、穴から水分が逃げる セラミドが穴に戻り、層がそろい出す 層が水分をはさみ、逃がさず保つ
セラミドのラメラ構造セラミドが層状(ラメラ)に並び、その層の間に水分をはさんで逃がしません。乾燥によるパサつきが減り、しっとり感が長く続きます。

加水分解コムギタンパク(小麦由来の毛髪補修ペプチド)

小麦グルテンを分解して得られる植物性ペプチド(短いタンパク鎖)で、髪のケラチンと類似した構造を持ち毛髪内部へ浸透して補修します。配合順は5番目と前半に登場する点は評価できますが、単独での補修成分がこの1種のみで、髪補修力1.7点を大きく押し上げるには足りていません。

安全面で見ておくこと

  • 水酸化K(EWGスコア8、劇物指定成分):カルボマーのpH調整・中和目的で使われる強アルカリ性成分です。完成品ではほぼ中和されますが、高濃度・未中和状態では皮膚タンパク質への腐食性があり、全体的な安全性2.4点の要因の一つになっています。
  • シクロメチコン(EWGスコア4、EU Annex III規制対象・SVHC指定):D4・D5成分は生分解性が0.20と極めて低く、EUでは内分泌かく乱の懸念から一部用途に制限が設けられています。国内規制はありませんが、環境負荷の観点で注目しておく成分です。
  • フェノキシエタノール(GHS感作性1B分類):パラベン代替として広く使われる防腐剤ですが、GHS感作性1Bに分類されており、継続使用で接触感作を起こす可能性が指摘されています。使用感に違和感を感じたら使用を中断してください。

スコアの内訳

使用感が高い理由

配合順2位のシクロメチコンが塗布直後の軽いのびを生み出し、3位のジメチコンが髪表面を均一にコーティングしてサラサラ感を持続させます。この2種のシリコーンが処方の中心にあることで、日中の広がり抑制という商品コンセプトに使用感が直結しています。

スカルプケア力が低い理由

スカルプケア力0.4点(平均3.0点)は、頭皮向けの血行促進成分・抗炎症有効成分・皮脂コントロール成分が成分表に一切含まれていないことによるものです。ストレートヘアの持続を目的とした処方設計であり、頭皮ケアは設計の対象外といえます。これが前書きで示した「使用感は平均以上なのに総合点が伸びない」理由の核心で、補修力・保湿力・スカルプ力がそろって低いことが総合2.59点を押し下げています。

まとめ

一言で言うと、使用中のサラサラ感には応えられるが、髪の内部ケアや頭皮ケアを求めると物足りない処方です。縮毛矯正後のくせの戻りを日中だけ抑えたい場面には機能しますが、ダメージ補修を主目的に選ぶと期待値との差が生じます。

効果を引き出すコツは、少量(1〜2プッシュ)を毛先から中間部に薄く伸ばすことです。根元に多くつけるとシリコーンの蓄積感が出やすく、仕上がりが重くなります。

余談ですが、シクロペンタシロキサンとジメチコンを組み合わせた処方について、化粧品科学誌『International Journal of Cosmetic Science』によると、揮発性と非揮発性のシリコーンを組み合わせることで、単独配合より均一な皮膜が形成されやすくなるとされています。使用感に一定の合理性がある処方ですが、それ以外の性能を求めるなら補修・保湿成分を別のヘアケアで補う組み合わせ使いが現実的です。

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