カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収14件
メーカー
資生堂プロフェッショナル株式会社ブランド
SUBLIMIC(サブリミック)容量
125ml参考価格
4510円1ml単価
36.1円JAN
4909978936082ASIN
B09WGXGRST発売日
2024年2月16日ID
11818製造国
日本シリーズ名
SUBLIMIC(サブリミック)対象の髪タイプ
全髪質対応・ダメージ毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。資生堂プロフェッショナルのサブリミック ワンダーシールドを成分レベルで分解します。「サロントリートメント効果を持続させる」というコンセプトは明快ですが、全成分14個の処方内容はそのメッセージとかなりの乖離を示しています。
総合点2.15点。平均3.0点を大幅に下回り、評価の言語化ルール上「要注意」ゾーンに位置します。特にスカルプケア力0.2点・全体的な安全性1.2点・髪補修力1.8点の3項目が顕著に低水準で、参考価格4,510円という価格設定に対してコスパ評価も1.57点と厳しい結果です。唯一「標準的」水準に届いているのが使用感3.1点のみ——これが@cosmeスコア6.0/7.0・LIPSスコア4.4という外部の高評価を支えている要因と考えられます。
成分数14個は業界平均より少なく、シンプルな処方構成です。しかしシンプルさが洗練を意味するかは別問題で、イソプロパノール(EWG6)・EDTA-2Na(EWG6)が中盤配合に登場する点が安全性スコアを押し下げる主要因となっています。
赤色はEWG6またはGHS感作性フラグあり成分
成分数14個の処方で特に注視すべき5成分を解説します。
EDTA-2NaとイソプロパノールがEWG6。残る6成分はEWGスコア未登録。
カチオン(陽イオン)界面活性剤で、アニオン(陰イオン)に帯電したダメージ毛表面に選択的に吸着します。吸着後は疎水性(水を弾く性質)を改善し、指通り・柔軟性・帯電防止効果を付与。ただし強いタンパク変性作用を持つため、頭皮に付着すると刺激リスクが高まります。使用時は毛幹(髪の軸部分)への局所塗布が必要で、これがスカルプケア力0.2点という極低評価の一因です。推奨配合量は0.1〜3%の範囲内で設計されています。CIR(米国化粧品成分審査委員会)では「現在の使用濃度において安全」と評価されているものの、生分解性0.40と環境残留性にも留意が必要です。
架橋型シリコーンポリマーで、通常のアモジメチコンと比較して毛髪への蓄積が起きにくい設計が特徴です。グリシドキシプロピル基末端ジメチルシロキサンとPEG-13ジグリシジルエーテル等との反応で生成され、毛髪表面に軽量かつ通気性のある薄膜を形成します。指通り・ツヤ・静電気抑制のバランスが取れており、処方中のPPG-13デシルテトラデセス-24との組み合わせで可溶化効率が高まる相乗効果が確認されています。ただし生分解性0.15は14成分中最低水準で、環境残留性の観点から使用継続に際して把握しておきたいデータです。
揮発性の有機溶剤で、エタノールより毒性が約2倍高いとされています(EWGスコア6)。脱脂作用により皮膚バリア機能を低下させるリスクがあり、主に工業用途で使用される成分です。化粧品への配合は限定的な量にとどめるのが望ましいとされていますが、本処方ではエタノールと共に溶剤として組み合わされています。安全性スコア1.2点に直結する懸念成分の一つです。
チオタウリンは資生堂製品での使用実績が豊富な含硫アミノ酸系酸化防止剤で、2-アミノエタンチオスルホン酸という化学構造を持ちます。トコフェロール(ビタミンE)との組み合わせで酸化防止効果の相乗作用が確認されており、製品の品質安定性向上に寄与しています。チオタウリン単体の生分解性は0.90と高く、トコフェロールの経皮吸収リスク0.60とあわせて、エイジングケア力2.5点を下支えする処方の数少ない強みの組み合わせです。余談ですが、2022年のJournal of Cosmetic Dermatologyに掲載された研究によると、チオール系化合物とトコフェロールの組み合わせは単独使用に比べ脂質過酸化物の生成抑制率が約30%向上することが示されています。
パラベン代替として広く使用される合成防腐剤ですが、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)感作性1Bに分類されています。感作性1Bとは、動物実験データにより皮膚感作性(アレルギー反応を引き起こす性質)が確認されていることを示します。本処方ではEDTA-2Naとの組み合わせで防腐効果の増強が図られていますが、EDTA-2Na自体もEWG6で、敏感な皮膚では皮膚のミネラルイオンを奪うリスクが報告されています。単独では防腐力が限定的なため他剤との併用が前提となる成分です。
「コンセプト先行、成分が追いついていない"サロン感"プロダクト」
外的ストレスからの保護・トリートメント効果の持続という訴求は明確ですが、14成分の処方内容を見ると補修・保護に直結する有効成分の厚みが薄く、溶剤・防腐・安定化成分が処方の相当割合を占めています。4,510円という価格帯でコスパ評価1.57点は、成分密度の観点から厳しい評価と言えます。
外部口コミ(@cosme6.0/7.0・LIPS4.4)が高いのは使用感の滑らかさへの反応と見られ、解析側の使用感3.1点(標準的)とおおむね一致。ただし安全性・補修力の数値に対して口コミ評価が高い点は、成分分析と体感評価の代表的な乖離例です。
使用シーン別推奨度:
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