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カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
EU規制の成分が検出されました(1件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
株式会社H2Oブランド
ululis容量
100ml参考価格
1100円1ml単価
11円JAN
4571509302453ASIN
B0DJLPSJF8ID
11864製造国
日本シリーズ名
ウォーターコンク対象の髪タイプ
インナードライ髪・うねり毛・くせ毛向け詰め替え
あり発売年
2021年公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
ululis ウルリス ヘアオイル株式会社H2O
■ 総合3.74点|成分の多さと補修力は別物

洗い流さないトリートメント内の順位
777個中67位
上位 9%(トップクラス)
安全性の判定
注意が必要な成分 9つ(EWG3以上: PEG-20水添ヒマシ油(3)、エタノール(3)、シクロペンタシロキサン(4))
解析チームです。今回は『ululis ウルリス ヘアオイル』を見ていきます。
成分レベルは5点満点中4.5点(平均3.0点)と高水準で、グルコシルセラミドやメドウフォーム-δ-ラクトンが並ぶ充実した処方です。気になるのは「これだけの成分が揃って、なぜ髪補修力が1.6点にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
保湿力と使用感に優れた、インナードライ・うねり毛向けのヘアオイルです。配合成分のレベルは4.5点(平均比+1.5)と高い評価ですが、髪の内部を直接補修する成分の配合量は少なく、ダメージ補修を主目的に選ぶと期待値とのズレが生じます。
全40成分中8番目という上位に配合されており、保湿設計の中核を担っています。グルコシルセラミドはセラミド(キューティクルの隙間を満たす脂質)の前段階にあたる成分で、体内の酵素によってセラミドへと変換されます。うねり毛の一因となる毛髪内部の水分分布の偏りをやわらげ、しっとりとした指通りをもたらします。保湿力4.4点(平均3.0点)という高スコアを下支えする成分の一つです。
北米原産のメドウフォーム種子油由来のラクトン誘導体(環状の有機化合物)で、ドライヤーの熱が加わることで毛髪ケラチンのアミノ基と反応し、疎水性の保護膜を形成します。傷んだキューティクルの代替として機能し、指通りと光沢の持続性を高める点が特徴的です。ただし配合順は26番目と後半で、乾いた髪に後づけするよりドライヤー前に塗布する使い方の方が効果を引き出しやすくなります。
油溶性のビタミンEをリン酸エステル化することで水溶性を付与した両親媒性の成分です。皮膚・毛髪に浸透した後、加水分解によってビタミンEに変換され、活性酸素を中和する抗酸化作用を発揮します。医薬部外品の有効成分(肌荒れ防止)としても承認されており、通常のトコフェロール(脂溶性ビタミンE)と同時に処方することでエイジングケア力3.3点を支えています。
次の3成分については、使用時に確認しておく価値があります。
一方、全成分の生分解性平均は0.80と高く(易分解水準)、マイクロプラスチック含有成分もありません。環境負荷の低さは、この処方のプラスの特徴です。
配合成分のレベル4.5点(平均3.0点比+1.5)の背景には、温泉水・海水・サトウカエデ樹液・アスコフィルムノドスムエキス(褐藻由来の海洋エキス)といった個性的な素材と、グルコシルセラミドやトコフェリルリン酸Naなどの機能性成分を組み合わせた処方設計があります。加えて、レシチン(リン脂質系の乳化・浸透補助成分)がグリセリンやBGと組み合わさることで保湿成分を毛髪に届けやすくする相乗効果も働いており、処方の完成度を高めています。口コミでは「しっとりまとまる」という感想が多く、使用感4.0点という評価とも一致しています。
髪補修力1.6点(平均3.0点比-1.4)という低スコアの根拠は配合構成にあります。髪の内側に入り込んで損傷を埋めるPPT(加水分解タンパク質)は加水分解ハチミツタンパク1種のみで、補修力の高い加水分解ケラチンや加水分解シルクは配合されていません。メドウフォーム-δ-ラクトンは熱反応型の補修成分ですが、配合順26番目と後半に位置しており、仕上がり改善の主な担い手はシリコーンと油剤の被膜効果です。成分の種類が多いことと、補修力の高さは別の問題になります。
一言で言うと、保湿と使用感に的を絞った、インナードライ・うねり毛向けのヘアオイルです。1,100円という価格帯でグルコシルセラミドとトコフェリルリン酸Naを組み込んだ設計は、保湿力4.4点・使用感4.0点という数値に直結しており、日常使いのコンディショニングとして平均以上の完成度を持っています。
効果を引き出すコツは、タオルドライ後の濡れ髪に少量を毛先から塗布し、その後ドライヤーで乾かすことです。メドウフォーム-δ-ラクトンは熱によって初めてケラチンと結合するため、ドライヤー前の塗布が持続的な手触りの改善につながります。
余談ですが、レゾナック(旧昭和電工)の研究によると、トコフェリルリン酸Naは通常の油溶性ビタミンEに比べて皮膚内での滞留時間が長く、抗酸化作用の持続性で優れると報告されています。日常のスタイリングに使うヘアオイルが酸化ダメージのケアも担えるという点は、見逃されがちな利点です。まずは2週間、ドライヤー前の毛先へのひと塗りから始めて、指通りの変化を確かめてみてください。
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