総合点
2.1総合ランク
2496個中 926位成分数
38植物エキスの数
6コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
株式会社アリミノブランド名
アリミノ容量
550ml参考価格
2180円1mlあたり
4円JANコード
4901275043708KaisekiID
8078全成分
アリミノミントのヘアマスクです。名称から特徴は容易に予想できると思いますが、清涼感がメインのトリートメント剤ということですね。
そして、カチオン界面活性剤が控えめな配合量ということから、頭皮にも良い影響を与えようという意図があるのではないかと推察します。
このヘアマスクには4つのカチオン界面活性剤が含まれていますが、配合量はあまり多くありません。代わりに、イライトやオクテニルコハク酸デンプンAlのような洗い流さないシャンプーに出てくるような成分がベースに配合されていたりと、一般的なそれとは随分違う構成なのがわかります。
これは明らかに、頭皮にも塗ってメリットを体感してほしい、という作り手のメッセージが込められているように感じますね。
その他にも、ショウガ根エキス、サトウキビエキス、ハトムギエキス、オウゴンエキスのように、育毛トニックさながらの薬効を期待するような成分も多く配合されていますので、これはもう頭皮マスクと言っても過言ではない様子。
しかし、いくらカチオン界面活性剤が少なめとはいえ、頭皮に直接塗ることまではオススメできません。
理由は、例えば4級カチオン界面活性剤であるステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、セトリモニウムメトサルフェートあたりは低濃度でも脱毛効果を発揮する可能性があり、かつ持続性のあるタイプでもあるのでリスクがないとは到底言えません。
0.1%でも脱毛効果を示すのが4級カチオン界面活性剤ですので、見た目配合量が多くなさそうというのは安全を保証するものではありません。
なので、得られるメリットに対してリスクが許容範囲を超えていると見ることができるのです。
ちなみに、クオタニウム-91もベヘナミドプロピルジメチルアミンもカチオン界面活性剤です。なので、実際にはカチオン界面活性剤の総量は決して低くないと言っても嘘ではないでしょう。
例えばこれが薬なら、やたらと副作用の方が強いというタイプです。
得られるメリットは育毛効果や清涼作用、保湿効果などがあるものの、副作用が脱毛ではどう考えても使い物にならないと考えるのが普通。
であるならば、たとえデメリットが言うほど大きくなかったとしても、同じメリットを得たいならもっと安心できる製品を選ぶほうが個人的には賢明なのかなと考えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。