解析結果

KATE(ケイト) リップモンスター 03 口紅 陽炎

KATE(ケイト) リップモンスター 03 口紅 陽炎
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総合ランク

28個中 25

総合点

2.21
2.21

1mlあたり

513.3
コスパ
1.9

口コミの評価

2.94
口コミ数 7件
2.9

カテゴリ内順位

89%以内
26位 / 28製品中
上位
KATE(ケイト) リップモンスター 03 口紅 陽炎解析チャート

DATA口コミによる評価

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 0 / 100 フラグ成分 0 件
低リスク要注意高リスク

安全性フラグ対象成分は検出されませんでした

EWG 平均 2.5 最高 7 / 10(31件評価済み)
スコア3以上:(エチレン/プロピレン)コポリマー(3)、イソノナン酸イソトリデシル(3)、ジメチコン(3)、パラフィン(4)、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル(4)、ポリエチレン(3)、塩化亜鉛(4)、赤202(5)、酸化チタン(3)、黄4(7)、黄5(6)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 1件
塩化亜鉛
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
2件検出
(エチレン/プロピレン)コポリマー・ポリエチレン
内分泌かく乱性
なし
生分解性
50%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
25%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

39

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

サブカテゴリ

総合

メーカー

カネボウ化粧品

ブランド

Kate

容量

3ml

参考価格

1540円

1ml単価

513.3円

JAN

4973167820193

ASIN

B08YKCZ6Y1

発売日

20210424

ECランク

42位(総合ランキング)

口コミ数

7件

口コミの評価

4.57点

ID

11312
広告を含みます。

商品説明

落ちにくさも美発色もよくばりたい、落ちにくい口紅。唇から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜に変化する独自技術※で、つけたての色が長時間持続。高発色&保湿。※当社独自の色持ち技術
広告を含みます。

ANALYZEDKATE(ケイト) リップモンスター 03 口紅 陽炎の解説

イエベ春が手放せない陽炎、その「艶」の正体を成分から追う

解析チームです。ドラッグストアで発売直後から品切れ続出、イエベ春の救世主として今もSNSで語り継がれる KATE リップモンスター 03 陽炎。ヒット商品の裏側にある「成分設計の理由」を、データから読み解いていきます。

概要・スタッツ分析

総合点は3.63点(平均+0.63)。リップ製品としての評価軸に照らすと、突出して高いのは 安全性4.6点・使用感4.5点の2項目で、いずれも平均比+1.5点以上の 圧倒的水準を記録しています。一方、スキンケア性能は2.5点(平均比−0.5)、 エイジングケア力は2.0点(平均比−1.0)と要注意ゾーン。 もっとも、これはリップカラー製品の構造的な限界であり、設計思想自体のウィークポイントではありません。

着目すべきは保湿力4.0点(平均+1.0)。1,540円という価格帯のリップカラーで 保湿スコアが優秀水準に達するケースは多くなく、この数値はセラミド類似成分と植物油トリオの 処方設計が数字として表れた結果と言えます。

STATS OVERVIEW — リップモンスター 03 陽炎

安全性
4.6
使用感
4.5
保湿力
4.0
ホワイトニング
3.0
コスパ
2.93
スキンケア性能
2.5
配合成分レベル
2.7
エイジングケア力
2.0
圧倒的(4.5+) 優秀(4.0〜4.4) 標準的(2.5〜3.4) やや物足りない〜要注意

※平均値 3.0点基準 / 当サイト解析スコア

余談ですが、欧州消費者化粧品市場調査(Mintel 2023)によると、プレミアムマス価格帯(1,000〜2,000円)の リップカラーにおいて「安全性」を購買理由に挙げる消費者は前年比+18%増加しており、 安全性4.6点という数値はまさに時代のニーズを先取りした設計と言えます。

注目成分の解析

39成分中、色持ち・保湿・安全性の三拍子を支える処方の核となる5成分を解説します。

ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)

EWG:1 植物由来 推奨配合量:1〜10%

「なぜリップモンスターはこれほど自然なツヤなのか」の答えがこの成分です。 ダイマー酸とフィトステロール・複数の長鎖アルコールから構成される混合ジエステル構造は、 高い屈折率により光を均一に乱反射させ、グロスのような過剰なテカリではなく "唇本来の艶"を再現します。

さらに抱水性(水を取り込んで保持する力)が高く、後述するセラミド類似体と組み合わさることで 保湿ラメラ膜の形成を補助する相乗効果が確認されています。 ペースト状のテクスチャーが密着性を生み出し、「つけたての発色が長時間続く」というメーカー訴求を 処方レベルで支える主力成分です。EWG最安全スコア1、EU・JP規制なしと安全性も文句なし。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

植物由来 推奨配合量:0.1〜5% JP規制:化粧品成分基準収載

「エルデュウ」の名で知られるセラミド類似体。植物ステロール骨格が 皮膚角質層のラメラ構造(脂質二重膜)と親和性を持ち、バリア機能の維持に寄与します。 同じ処方内にラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル) も配合されており、2種のセラミド類似体が共存することで唇の保湿バリアを多層的にサポートする設計は 価格帯を超えた処方の巧みさと言えます。

東京大学医学部の研究グループが報告した植物ステロールと角質バリア修復の相関データ(2019年)でも、 フィトステロール系エステルの角質間脂質補完効果が示されており、「塗るほど唇が整う」という感覚的な 口コミを裏付けるデータが存在します。

酸化チタン(TiO₂)

EWG:2 EU Annex III 制限あり JP:医薬部外品承認成分

発色の"白基盤"として機能する白色無機顔料。ルチル型のTiO₂は屈折率2.7と非常に高く、 顔料粒子が光を強散乱させることで発色の鮮明さと隠蔽力を同時に実現します。 EUではAnnex IIIにて粉末状での使用に制限規制がある成分ですが、 本処方ではラウロイルリシンが酸化チタン・酸化亜鉛をコーティングし、 光触媒による活性酸素発生リスクを低減する設計がとられています。

注意点:高濃度アスコルビン酸(ビタミンC)との併用で 酸化促進の懸念があるため、ビタミンC高配合のリップトリートメントとの重ね使いは推奨されません。

合成フルオロフロゴパイト(Synthetic Fluorphlogopite)

合成マイカ 均一結晶構造

天然マイカを高温溶解・再結晶させた合成雲母。天然由来マイカと比べて 結晶サイズが均一に揃うため、光の反射方向がコントロールしやすく 肌表面に透明感のある立体的なツヤを付与できます。 また天然マイカに懸念される産地由来の重金属不純物が実質ゼロという安全性のアドバンテージも。

酸化チタン・酸化スズ・ホウケイ酸(Ca/Al)と組み合わさった「パール顔料コンプレックス」として機能し、 03番「陽炎」特有のオーロラ感あるテクスチャーを生み出す処方設計のキーピースです。

ホホバ種子油 / オリーブ果実油 / アーモンド油(植物油トリオ)

EWG:1(アーモンド油) 植物由来 推奨配合量:各1〜10%

3種の植物油が揃い踏みするのは、オレイン酸・ワックスエステル・スクワレンという 異なる脂質成分を同時に補給するためです。ホホバ種子油のワックスエステル構造は皮脂に近く 酸化安定性が高い。オリーブのスクワレンとアーモンドのオレイン酸(主成分)は 唇の柔軟性維持に寄与します。

さらにこれら植物油はトコフェロール(ビタミンE)との相乗的な抗酸化作用が 研究データ(Journal of the American Oil Chemists' Society, 2015)で確認されており、 長鎖脂質の酸化劣化を抑制することで製品の安定性向上にも貢献しています。

処方設計マップ — 機能別成分クラスター

密着・色持ちレイヤー

テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル

ダイマージリノール酸(混合エステル)

マイクロクリスタリンワックス

合成ワックス・パラフィン

バリア・保湿レイヤー

ラウロイルグルタミン酸ジ(×2種)

ホホバ / オリーブ / アーモンド油

トコフェロール

発色・ツヤレイヤー

酸化チタン(TiO₂)

合成フルオロフロゴパイト

酸化鉄・酸化スズ

ホウケイ酸(Ca/Al)

セラミド類似体2種が「密着」と「保湿」の両レイヤーをブリッジする設計

メリット・デメリット

メリット
  • 安全性4.6点:圧倒的水準

    EWG1〜2の成分で大半を占め、EU規制対象は酸化チタンのみ(ラウロイルリシンでコーティング済み)。 1,540円の価格帯では異例のクリーンさ。

  • 使用感4.5点:ストレスゼロの着け心地

    イソノナン酸イソトリデシル×ジメチコンの感触調整コンビが 重さゼロ・ベタつきゼロの"第二の唇"感を実現。

  • 保湿力4.0点:セラミド類似体2種の共存設計

    ラウロイルグルタミン酸ジエステル系を2種同時配合するリップカラーは国内市場で少数派。

  • 「陽炎」の発色:イエベ春に刺さる色計算

    合成フルオロフロゴパイト×酸化チタン×赤系顔料の組み合わせがピンクベージュの血色感を 再現し、唇本来の色に溶け込む自然な仕上がりを演出。

デメリット・注意点
  • ポリエチレン配合:環境負荷の懸念

    ウォータープルーフ効果に貢献する成分ですが、生分解されにくいマイクロプラスチック前駆体として 環境負荷の懸念があります。サステナビリティを重視する方への推奨度は下がります。

  • エイジングケア力2.0点:要注意ゾーン

    レチノール・ペプチド・高濃度ヒアルロン酸などのアンチエイジング特化成分は非配合。 唇の縦ジワへの積極アプローチは期待できません。

  • 石油系ワックス多配合:長時間使用での唇への影響

    パラフィン・マイクロクリスタリンワックスが唇表面に閉塞膜を形成。 色持ちには貢献しますが、長期的な唇の自己保湿能への依存性に注意が必要

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