Ingredient Analysis

イソプロピルメチルフェノール

成分 50件の商品に配合 ID: 27484
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-20

安全性
+20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名イソプロピルメチルフェノール
医薬部外品名イソプロピルメチルフェノール
慣用名・別名IPMP
INCI名Isopropylmethylphenol
化学式C10H14O
分子量152.19 Da
由来合成
推奨配合濃度0.3〜0.5%
適正pH域3〜7
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

フェノール系殺菌剤の代表格。細菌・真菌・ウイルスに対し細胞膜破壊により広範な抗菌作用を発揮。アクネ菌・黄色ブドウ球菌への殺菌力が高く、医薬部外品のニキビケア・デオドラント製品に有効成分として汎用される。フェノール本体より刺激性は低いが、長期使用では皮膚常在菌バランスへの影響も懸念される。

イソプロピルメチルフェノールの解析

イソプロピルメチルフェノール(IPMP)は、フェノール環にイソプロピル基とメチル基を付加した構造を持つフェノール系殺菌剤であり、化粧品・医薬部外品領域で最も広く利用される抗菌有効成分の一つである。その作用機序は、微生物の細胞膜リン脂質二重層に直接侵入して膜構造を崩壊させ、細胞内容物の漏出を誘発することで殺菌効果を発揮する、いわば「細胞の城壁を内側から破壊する攻城兵器」のような働きをする。

最大の特長は広範な抗菌スペクトラムにある。グラム陽性・グラム陰性細菌のみならず、カビ・酵母などの真菌、さらには一部のウイルスにも効果を示す。特にアクネ菌(Cutibacterium acnes)や黄色ブドウ球菌への殺菌活性が高く評価され、ニキビケア洗顔料・化粧水、スカルプシャンプー、デオドラントボディウォッシュなど幅広い薬用製品に「有効成分」として配合される。日本では医薬部外品有効成分として厚生労働省により承認されており、配合上限は概ね0.1%以下に管理されている。

安全性については、フェノール原体と比較して皮膚刺激性・毒性が大幅に低減されており、日常使用では概ね安全とされる。ただし、フェノール誘導体であるため一部の感作素因を持つ人には接触皮膚炎を引き起こす事例も報告されており、敏感肌・アレルギー体質の方は注意が必要である。また、殺菌剤の宿命として皮膚常在菌フローラへの影響は避けられず、長期・頻回使用では善玉菌の減少によるバリア機能低下や二次的な皮膚感作のリスクが懸念される。頭皮への継続使用においては育毛・毛髪環境の観点からネガティブな評価も存在する。

他成分との組み合わせでは、グリチルリチン酸2Kやサリチル酸などの抗炎症・角質ケア成分との相乗効果が期待される一方、強酸性・強アルカリ条件では活性が低下するため適切なpH管理(pH4〜8程度)が製品設計上のポイントとなる。効果の即効性は高く、使用直後から抗菌作用が発現するが、製品からのデリバリー後の持続性はやや限定的である。

相性の良い成分

サリチル酸 グリチルリチン酸2K トラネキサム酸

相性の悪い成分・混合注意

アルコール 過酸化物 強酸化剤

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