Ingredient Analysis

ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 45件の商品に配合 ID: 649
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-25

安全性
+20

素材の品質
+35

使用感
基本情報
成分名ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド
医薬部外品名塩化ジアルキル(12~18)ジメチルアンモニウム液
慣用名・別名Di-C12-18 Alkyl Dimonium Chloride
INCI名Di-C12-18 Alkyl Dimonium Chloride
由来合成
推奨配合濃度1〜3%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア5/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリドの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +35
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

第四級アンモニウム塩型ジアルキルカチオン界面活性剤。炭素鎖C12〜C18の2本の長鎖アルキル基を持ち、負に帯電したダメージ毛髪表面に静電気的に吸着してコーティング層を形成。柔軟性・静電気防止・すべり感向上を実現。殺菌作用もあり。一方、高濃度ではタンパク変性・皮膚腐食リスクがあり、頭皮への直接塗布は避けるべき刺激性成分。コンディショナー・トリートメントのベース基剤として使用。

ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリドの解析

ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリドは、炭素鎖数12〜18の長鎖アルキル基を2本持つ第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤(ジアルキル型)。陽イオン性であるため、パーマ・ブリーチなどのダメージによって負に帯電した毛髪表面に強く静電吸着し、薄いコーティング膜を形成する。これにより柔軟性の付与・静電気の中和・指通りの改善という3つの効果を同時にもたらす。

ヘアリンスの基剤として使われる場合、結晶構造が比較的低温で溶け出す特性を持つため、すすぎ時の過剰なぬめり感を抑えつつ、乾燥後は軽くふんわりとした仕上がりを実現する。これは類似のモノアルキル型カチオン(塩化ステアリルトリモニウムなど)に比べ、アルキル鎖を2本持つことで皮膜形成能が高い一方で重たくなりにくいという特徴に起因する。

安全性の面では注意が必要。高濃度ではタンパク質凝固作用により皮膚腐食を引き起こし、低濃度でも水疱形成のリスクがある強刺激性成分。製品配合濃度では通常問題ないが、頭皮への直接塗布や目・粘膜への接触は避けるべきであり、使用後は早めかつ十分なすすぎが推奨される。感作リスク・眼刺激性も報告されている。

他分野との接点として、同系統の第四級アンモニウム塩は工業用殺菌剤・繊維柔軟剤としても広く使われており、衣類用柔軟剤のコンディショニング原理と化粧品での作用機序は本質的に同じ。「髪の繊維を柔軟剤でコーティングする」とイメージすると直感的に理解しやすい。環境面では生分解性が比較的低く、水生生物への毒性も懸念される。総じて、扱いに注意が必要だが適切に使えばコンディショニング効果に優れた実用的な成分。

相性の良い成分

シリコーン セラミド ヒアルロン酸

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 タンパク質加水分解物

ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリドを含む商品ランキング

45件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)