解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
アモロス容量
500ml参考価格
3520円1mlあたり
7円ASIN
B0BXCFWHB1発売日
20230303KaisekiID
8949全成分
アモロス オリヴァニーHNシャンプーについての解析です。このシャンプーは、オリーブオイルとはちみつを主成分としており、頭皮環境を整えるとともに、傷んだ髪を補修してつややかに仕上げます。また、甘い香りが特徴的です。
シャンプーの成分には、アミノ酸系洗浄成分とはちみつペプチドが含まれており、洗浄力と相性が良いため、泡立ちがよく、頭皮と手肌にやさしい洗浄力を提供します。さらに、海藻エキス、13種類のハーブエキス、ミネラル分などの天然成分が含まれており、頭皮環境を整える効果があります。
このシャンプーには、ハチミツが豊富に含まれており、ローヤルゼリーやハチミツ発酵液とともに、浸透力・殺菌力・保湿力に優れています。これらの成分により、傷んだ髪を補修してつややかに仕上げることができます。さらに、ハニー、アップル、ピーチ、ローズ、アカシア、ミュゲの優しいフローラルに加え、バニラ、ムスクをブレンドした香りが特徴的で、心地よいバスタイムを提供します。
500mlで3500円前後、マイルドな洗浄剤で構成されたシャンプーで、植物エキスのチョイスも注目です。
アミノ酸系洗浄剤のラウロイルメチルアラニンNaは、低刺激性で泡立ちがよく、頭皮や髪に優しい洗浄力を提供します。両性界面活性剤のラウリミノジプロピオン酸Naは、コンディショニング効果と洗浄効果を同時に付与。ココアンホジ酢酸2Naは、皮膚刺激性が低く、刺激性を抑える効果があります。
とてもマイルドで肌への刺激が大変低く、かつ最低限は洗浄力を感じられ、洗った感をしっかり持てるように調整されています。 肌の弱い方にとっては好ましい洗浄性能と言えるでしょう。 普通肌の方にとっても洗いすぎず、安心感のある洗浄効果を得られると思います。
このシャンプーの特筆すべき点は、植物エキスの質にもあるといえるでしょう。
このシャンプーには、様々な植物エキスが含まれており、それぞれが美容効果を持っています。加水分解ハチミツタンパクは、髪の毛を補修し、保湿効果を与え、ハチミツ発酵液は、髪の毛を健やかに保つための栄養素を与えます。ヒドロキシプロピルトリモニウムハニーは、髪の毛を滑らかにし、オタネニンジン根エキスは、髪の毛の成長を促進し、髪の毛を強くしてくれます。トウキ根エキスは、頭皮を保湿し、健康的な頭皮環境を作り出すことができます。シャクヤク根エキスは、毛根を強化し、毛穴トラブルを改善する効果も。ワレモコウは血行促進作用のあるサポニンを豊富に含み、アロエフェリックスエキスの育毛興亜、マグワの抗炎症・抗酸化・チロシナーゼ阻害効果も。
植物由来意外にもジラウリン酸セラミドNSの肌バリア効果なども含まれますね。頭皮へのメリットが多いように思える処方となっています。
デメリットは、意外にも頭皮にリスクとなる成分があることです。4カチ(4級カチオン界面活性剤)であるベヘントリモニウムクロリドの配合や、殺菌成分サリチル酸の配合によるリスクです。
ベヘントリモニウムクロリドは強いタンパク変性作用があり、最悪の場合脱毛の恐れも十分に考えられる成分です。サリチル酸は皮膚刺激が強めですね。強い殺菌力があるということは、それだけ刺激が強くなります。
これらのデメリットを、使った場合のメリットと天秤にかけて考える必要がありそうです。
このシャンプーは、マイルドな洗浄剤で構成され、植物エキスの質が高い点が特徴的です。しかし、頭皮にリスクとなる成分が含まれていることもデメリットです。リスク要因となる成分の配合量が、見た限り少なそうなのが安心ポイントですが、やはり全体のマイルドなイメージを損なっている面は否めず、少し残念ですね。
せっかく頭皮に有用な洗浄剤、植物エキスで構成されているのに、ミソをつけちゃった印象です。
それでも、それらのリスクが気にならない方であれば、きっと使用感は悪くないでしょう。温和な洗浄剤と独特の植物由来成分からくるユニークな使用感によって、他でもちょっと味わえないような体験ができると思います。コスト的にも妥当な範囲といえるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。