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ダヴのトリートメントにダメージ補修と言われても説得力がない説。
いまいちなクオリティで有名なユニリーバ製のトリートメント。
こちらはダメージリペアを謳っているだけに、期待よりも不安の方が大きいのです。
早速見ていきますが、意外と言ってはなんですがダメージ補修用の成分が配合されています。
ダメージケアと言いながらダメージケア成分が何もない、というトリートメントも多いのですが、この製品にはありました。
セラミドですね。
確かにセラミドには髪を補修する効果があります。カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシンなども含めて、じわっと髪がリペアされる効能があるとされます。
なので、看板に偽りなし。確かにダメージリペア系のトリートメントということになっています。
ただし、セラミドだけに頼ったトリートメントというのも考えもの。
というのも、セラミドは非常に溶けにくい性質があるので、そもそも配合量を多くできないという制約が存在します。
また、セラミドそのものは親和性が薄いというか、補修効果の効率があまり高くありません。
それらの理由から、セラミドだけで髪の補修を確立しようというのは少々無理があるのです。
セラミドを除いて見てみると、その他の部分はいわゆるユニリーバらしいコンディショナー仕様。
無駄にネバネバを形成して髪に残りやすい皮膜を作ってしまう仕様はユニリーバらしい特徴です。
デイリーに使うには性能が微妙という印象が否めません。
アモジメチコンのような堆積しやすいシリコンを採用していることもマイナスポイント。
結局、使えば使うほど髪に無駄なカスが残り、どんどん質感が悪くなっていくという悪循環を生み出しそう。
さらにセラミドの効果も限界があるということを考えると、ダメージリペアをこの一本に頼るというのはかなり危険であるということが分かると思います。
決して最悪というほどではないにせよ、このトリートメントでなければいけないという理由もなかなかなさそう。
そんな印象を抱いた一品。でした。