カテゴリ:シャンプー
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収23件
メーカー
piyoko(ピヨコ)ブランド
piyoko(ピヨコ)容量
500ml参考価格
5940円1ml単価
11.9円JAN
4571280090013ASIN
B005LY8C4G発売日
1998年1月1日ID
3031製造国
日本シリーズ名
ハーバルマイルド対象の髪タイプ
全髪質対応・ダメージ毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。ピヨコ ハーバルマイルドシャンプーは、7種の植物エキスと複数のアミノ酸系洗浄剤を組み合わせた"ハーバルケア"設計のシャンプー。スタッツを開いた瞬間、目を引く数字が並んでいました。
総合点2.26点は業界平均(3.0点)を0.74点下回る水準。なかでも洗浄力0.3点は当サービスのデータベース内でも下位クラスに位置し、コスパ1.7点・配合成分レベル1.7点も「要注意」域に入る。
一方で全体的な安全性は3.8点と平均以上を確保。EWGスコアが判明している成分の中でスコア1〜2の低懸念成分が13成分を占めており、ここが唯一のスコア上の強みとなっている。洗浄系はすべてアミノ酸・両性系で構成されており、硫酸系界面活性剤を排除した穏やか設計がこの安全性スコアを支えている。
参考価格5,940円(500ml)という価格帯に対し、補修力3.0点(標準的)・保湿力2.5点(やや物足りない)という配合実態は、コスパスコア1.7点という評価に直結している。
安全性の内訳 ─ EWGスコア分布(登録成分17種)
規制情報・EWGスコア登録済み成分のみ集計
この製品の処方を特徴づける5成分を取り上げる。洗浄・保湿・スカルプケアの各層でどう機能しているか、データをもとに読み解いた。
処方設計図 ─ 成分グループ構成(全25成分)
配合順を参考に役割グループ別に分類。バー幅=成分数の比率
植物エキスが全成分の約28%を占め、処方のボリューム重心はハーバルケアに置かれている
ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸を縮合させたアミノ酸系アニオン界面活性剤。弱酸性域(pH4.5〜6.5)で機能し、皮膚・粘膜への刺激性は極めて低い。毛髪・皮膚への吸着性が高くコンディショニング効果を副次的に発揮するが、単体での起泡力は著しく弱いため、補助洗浄剤との組み合わせが前提の設計。この製品ではラウロイルメチルアラニンNaとラウラミドプロピルベタインが補助役として並ぶ。ラウロイルメチルアラニンNa(EWG4)は同じアミノ酸系の中では洗浄力が高めで、弱酸性下でのベタイン系との組み合わせにより増粘・起泡性が向上することが知られており、処方の泡立ちはこの組み合わせが担っている。生分解性0.85と高く、環境負荷も低水準。
天然保湿因子(NMF)の主要構成成分で、低分子ヒュメクタントとして角質層への浸透力が高い。シャンプーへの配合は一般的に2〜5%の保湿域が想定され、この濃度では毛髪の柔軟化・水分保持が主な役割。経皮吸収リスク0.30はグリセリン(0.40)より低く、刺激性のリスクも抑えられる範囲。ただし尿素は高濃度域(10〜40%)でケラチンを変性させる作用があるため、過剰配合には注意が必要な成分でもある。グリセリン・BGとの相乗効果が確認されており、本処方の保湿トリオ(グリセリン+BG+尿素)は連携して水分保持に働く。余談ですが、ドイツの化学者ウェーラーが1828年に無機物(シアン酸アンモニウム)から初めて尿素を合成したことは、「生命力なしに有機物は作れない」という当時の生気論を覆した化学史上の転換点として記録されています。
クワ科ホップの雌花穂から抽出される多機能エキス。5α-リダクターゼ阻害による育毛効果と、好中球エラスターゼ阻害による頭皮の抗老化作用が特徴。さらにVEGF(血管内皮細胞増殖因子)産生促進も確認されており、毛乳頭への血流アプローチが期待される。医薬部外品承認成分の区分に入ることから、配合エキスの中では最も開発実績のある成分の一つ。生分解性0.95と高く、環境への残留リスクも低い。ただし推奨配合量は0.1〜2%と少量域のため、配合量次第で有効性の幅が大きく変わる。
カイコの絹繊維を加水分解した水溶性タンパク質。グリシン・アラニン・セリンを豊富に含み、分子量調整により毛髪への浸透性を高めた設計が可能。同じくタンパク質系コンディショニング成分である加水分解コラーゲン(EWG2)と本処方では共存しており、ポリクオタニウム-10との組み合わせで毛髪の負電荷への吸着・被膜形成が期待できる。コラーゲンペプチドは分子量500〜3000Daで浸透性が確保されており、洗い流すシャンプーでも一定の吸着量が見込める。
泡立ち補強・粘度調整の補助成分として配合される非イオン界面活性剤。GHS感作性1B物質に分類されており、皮膚感作性のリスクがデータベース上で記録されている点は把握しておきたい情報。通常の化粧品配合量(3〜8%)での使用においてCIR(米国化粧品成分審査委員会)はSafe as Usedとしているが、亜硝酸塩を含む他成分との組み合わせへの注意が文献上で指摘されている。EWG4という数値も、同製品内で洗浄系成分の中では最も高い懸念スコアに位置する。
「安全性特化の植物系シャンプー、ただし洗浄力と価格の乖離が課題」
総合点2.26点という数値が示す通り、トータルバランスでは平均を下回る。ただし安全性3.8点という唯一の突出スコアと、硫酸系・高EWGスコア洗浄剤を排除した処方姿勢には一定の評価ができる。洗浄力を意図的に落としてでも頭皮刺激をゼロに近づけたい、という設計思想は読み取れる。問題はその思想に対して価格(5,940円)と成分配合レベル(1.7点)のバランスが整っていない点にある。
使用シーン別推奨度:
口コミ評価4.64点(11件)と解析総合点2.26点には大きなギャップがあり、使用者の満足感は「洗浄刺激の少なさ」や「頭皮への優しさ」という主観的体験に基づいている可能性が高い。生分解性平均0.88という環境指標の高さは、エコ意識の高い層にとっての付加価値になりうる。
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