Ingredient Analysis

水酸化K

成分 50件の商品に配合 ID: 1886
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-40

安全性
-10

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名水酸化K
医薬部外品名水酸化カリウム
慣用名・別名苛性カリ、水酸化カリ
INCI名Potassium Hydroxide
化学式KOH
分子量56.11 Da
由来鉱物
推奨配合濃度0.1〜1%
適正pH域中和用途のため要配合調整
EWGスコア8/10
EU規制規制なし
日本規制 医薬品成分 化粧品成分基準収載 劇物指定
カテゴリ 成分
水酸化Kの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -40
肌・頭皮への安全性
補修力 -20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

強アルカリ性のpH調整剤・石鹸化剤。苛性カリとも称される水酸化カリウムで、脂肪酸と反応し液体石鹸を生成。pH調整・中和目的に広く使用されるが、高濃度では皮膚・タンパク質への腐食性が強く劇物指定成分。セラミド合成阻害や保湿成分の溶出など肌への悪影響も懸念される。

水酸化Kの解析

水酸化K(水酸化カリウム)は、俗に「苛性カリ」と呼ばれる強アルカリ性の無機化合物です。化粧品・ヘアケア製品においては主に、①脂肪酸との反応による液体石鹸(カリウム石鹸)の生成、②酸性機能成分の中和、③製品全体のpH調整・緩衝、の3つの目的で使用されます。

石鹸原料としては、水酸化Naが固形石鹸の製造に用いられるのに対し、水酸化Kは液体石鹸(水溶性純石鹸)の原料として機能します。生成された石鹸はpH9.5〜10.5の弱アルカリ性を示し、高い洗浄力を持ちます。

安全性については、原液・高濃度溶液は毒物及び劇物取締法で劇物に指定されており、皮膚や粘膜への強い腐食性・刺激性を持ちます。化粧品に配合される際は微量・希薄濃度で使用されますが、アルカリ性洗浄成分としての特性上、皮膚バリア機能の主要成分であるセラミドの合成を約8時間阻害するとの報告があり、乾燥肌・敏感肌の原因になり得ます。また、ラウリル硫酸Naと比較しても皮膚・毛髪の保湿成分を溶出させやすいとされています。

環境面では、水中ミネラル分と結合して難溶性の金属石鹸(石鹸カス)を生成し、水質汚濁や排水処理への負荷になる可能性があります。乾燥肌・敏感肌の方や環境配慮を重視する製品では、配合量の管理と代替成分の検討が推奨されます。

相性の良い成分

脂肪酸 グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

酸性成分 カチオン系界面活性剤 セラミド

水酸化Kを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)