総合点
2.06総合ランク
2912個中 1400位成分数
21植物エキスの数
4コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
夏乃香ブランド名
夏乃香容量
300ml参考価格
1728円1mlあたり
5.8円JANコード
4580114918263KaisekiID
7200(C12,13)パレス-3硫酸Naベースというのは、ラウレス硫酸ナトリウムベースとほとんど同じです。感触こそ若干クリーミーですが、基本性能はほとんど似ていて洗浄力過多。
これだけでは何のオチもない安物、となってしまうので、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、そしてカシミヤ山羊ケラチンを配合。これにより、無駄な刺激性を軽減させ、かつ潤滑性をプラス。そしてハリを残すようにしています。
何もしなければバサバサした仕上がりになるところを、添加剤で感触を向上させているのですね。ただしかし、これって洗浄剤の欠点を隠した程度にすぎず、シャンプーとしては可もなく不可もなしといったレベルに終わっているように思います。
(C12,13)パレス-3硫酸Naだけのどうしようもないバサバサな仕上がり、という事態を回避できたのはペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)によるところが大きく、洗浄剤の刺激緩和と潤滑性の向上、補修効果と浸透速度の高さといったメリットをうまく製品のクオリティ向上に使っていると言えます。
しかし、どうせなら元の洗浄剤自体の品質が良ければもっとマシなわけで、結局はベースの安っぽさを隠すことに成功した、程度でしかないとも取れます。
値段を考えてもこのレベルで満足するのは難しいと思います。隠せた感触の悪さは次第に露呈するでしょうし、一流のそれとは明らかに型落ち感を感じる結果になりそうです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。