解析結果

NILE 超濃密泡ジェルシャンプー リンスインシャンプー (ラフランスの香り)

カテゴリ:シャンプー

NILE 超濃密泡ジェルシャンプー リンスインシャンプー (ラフランスの香り)
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総合ランク

2158個中 1711

総合点

2.44
2.44

1mlあたり

11.6
コスパ
1.8

カテゴリ内順位

80%以内
1,725位 / 2,158製品中
上位
NILE 超濃密泡ジェルシャンプー リンスインシャンプー (ラフランスの香り)解析チャート
ハホニコ・ハッピーライフ

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3305 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🚨

成分に高リスクが検出されました

SVHC高懸念・EU規制の成分が検出されました(3件)

個人差要因皮膚感作性11件・アレルゲン10件・経皮吸収23件

リスクスコア 30/100 | ! フラグ成分 3 | EWG 22件評価済み
SVHC メチルクロロイソチアゾリノン
EU規制 ベルガモット果実油、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン
EWG 3+ EDTA-2Na(6)、EDTA-3Na(3)、エタノール(3)、オレンジ油(3)、グレープフルーツ果実油(3)、ココイルアラニンNa(3)、ココイルグルタミン酸TEA(3)、セイヨウハッカエキス(3)、パルマローザ油(4)、ベルガモット果実油(6)、メチルイソチアゾリノン(8)、メチルクロロイソチアゾリノン(7)、ユーカリ葉油(5)、ラウロイルメチルアラニンNa(4)、ラベンダー油(4)、レモングラスエキス(3)、レモン果実油(6)、ローズマリー葉油(4)
リスクスコア
30 / 100
解析安全性値
0.8 / 5
EWG スコア
平均 3.8 最高 8
フラグ成分の詳細(3件)
SVHC EU REACH 高懸念物質
メチルクロロイソチアゾリノン
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ベルガモット果実油、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1A 2件
メチルイソチアゾリノン・メチルクロロイソチアゾリノン
アレルゲン香料
10件検出
オレンジ油・グレープフルーツ果実油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
79%
易分解性
経皮吸収リスク
44%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 23
植物エキス 7
コスパ
1.8
安全性
1.8
素材の品質
2.6
洗浄剤の品質
3.8
洗浄力
2.9
髪補修力
1.8
育毛力
2.0
使用感の良さ
2.9
エイジングケア
2.5
ホワイトニング
2.8
保湿効果
2.1
スキンケア力
1.7
環境配慮
3.4
浸透力
2.7
即効性
4.0
持続性
2.0
ツヤ感
2.5
サラサラ感
2.5
優れた素材 0
注意素材 0
香り (ラフランスの香り
広告を含みます。

商品説明

【1本で頭皮を整えるシャンプー&トリートメント体験】超濃密泡で頭皮を清潔に整えるだけでなく、髪・頭皮ダメージ補修成分を届け毛髪から土台となる頭皮も整えます。頭皮を整えるシャンプーの機能性と頭皮と毛髪ダメージを整えるトリートメントの機能性を一…
広告を含みます。

ANALYZEDNILE 超濃密泡ジェルシャンプー リンスインシャンプー (ラフランスの香り)の解説

防腐剤の選択がこの製品の評価を決定づけていた

解析チームです。「超濃密泡」「植物由来11種類」と訴求するNILE リンスインシャンプー、メーカーの打ち出しは魅力的ですが、成分データを読み解くと洗浄剤の品質と安全性の間に大きなギャップが存在することがわかりました。数値に沿って詳しく解説します。

概要

解析ドットコムの評価スタッツで、まず目を引くのは全体的な安全性0.8点という数値です。平均水準3.0との差は−2.2ポイントで、3229商品中でも下位に位置します。一方で洗浄剤の品質は3.8点と平均を+0.8ポイント上回り、アミノ酸系洗浄剤を4種類重ねた処方設計には明確な強みが認められます。

スカルプケア力1.7点・髪補修力1.8点・保湿力2.1点はいずれも「要注意」レベルで、スカルプ訴求の商品としては訴求内容とスコアの乖離が大きい状態です。使用感は2.9点と標準的で、泡立ちや洗い上がりの滑らかさは普通程度と言えます。3480円という価格帯に対してコスパは1.97点にとどまり、総合点は2.46点でした。

スタッツ解析ダッシュボード

平均値3.0を基準に各スコアを可視化(5点満点)

全体的な安全性
0.8
スカルプケア力
1.7
髪補修力
1.8
育毛効果
2.0
保湿力
2.1
コスパ
1.97
エイジングケア力
2.5
配合成分のレベル
2.6
使用感
2.9
洗浄力
2.9
洗浄剤の品質
3.8
要注意 ~2.4 やや物足りない 2.5~2.9 標準的 3.0± 平均以上 3.5~

注目成分

この製品の成分処方は、洗浄基剤の設計が唯一の光る点であり、それ以外では防腐剤の選択と精油の多投入が安全性スコアを大きく引き下げています。以下、5成分に絞って解説します。

アミノ酸系洗浄剤4種の組み合わせ

ラウロイルメチルアラニンNa・ココイルアラニンNa・ラウラミドプロピルベタイン・ココイルグルタミン酸TEAの4成分が洗浄基剤を形成しており、これが洗浄剤の品質スコア3.8点(平均+0.8)を支える最大の要因です。ラウロイルメチルアラニンNaは弱酸性域での起泡性に優れ、コメドジェニック度1と低刺激(EWG:4)。ококоイルグルタミン酸TEAは毛髪への吸着性が高くコンディショニング作用を発揮し、単体では泡立ちが著しく低いため、ラウラミドプロピルベタインとの組み合わせで補完する設計が読み取れます。

相乗効果の観点では、ラウラミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)がアニオン系3成分の泡質・粘度・刺激緩和を同時に補助するトリプルアミノ酸+ベタイン処方は、確かな処方設計の巧みさが見られます。

メチルイソチアゾリノン + メチルクロロイソチアゾリノン(最大の懸念点)

成分リスト末尾に並ぶこの2成分が、安全性スコア0.8点(平均−2.2)の直接的な原因です。両成分はGHS感作性1A(最強分類)に該当するイソチアゾリノン系防腐剤で、低濃度の反復暴露でもアレルギーを誘発するリスクが報告されています(欧州皮膚科学会誌、2018年)。メチルクロロイソチアゾリノンはSVHC(高懸念物質)にも指定済みで、EUではリンスオフ製品でも15ppm以下に制限、旧指定成分にも指定されています。メチルイソチアゾリノン(EWG:8)もEUではリーブオン製品への配合が事実上禁止されています。洗い流す製品では日本の規制上問題はありませんが、両成分の同時配合は刺激リスクの観点で特筆すべき注意点です。

精油11種の高感作性リスク

ベルガモット果実油(EWG:6, GHS感作性1B)・ラベンダー油(EWG:4, GHS感作性1B)・ユーカリ葉油(EWG:5, GHS感作性1B)・ローズマリー葉油などGHS感作性1Bに分類される精油が9成分配合されています。ベルガモット果実油はフロクマリン類による光毒性リスクを持ち、EU Annex IIIで濃度制限対象です。ラベンダー油に含まれるリナロール・酢酸リナリルはEUアレルゲン表示義務対象で、酸化によって接触アレルギーを引き起こす過酸化物を生成します。さらにアレルゲン性ありの成分が全23成分中10成分にのぼるため、香り面の設計と安全性の優先順位が逆転しているとも言えます。

余談ですが、ドイツのIVDK(接触皮膚炎調査グループ)によると、2020年代以降のアレルギー性接触皮膚炎の主要原因として精油由来のテルペン類が上位に定着しており、複数精油の同時配合はリスクの単純加算ではなく相乗的に増加する可能性が指摘されています。

グリセリン × BG(保湿相乗効果)

グリセリン(EWG:1、植物性、医薬部外品承認成分)とBG(EWG:1)は、保湿成分の王道ペアです。三価アルコール構造のグリセリンが角層への水分引き込みを担い、BGが保湿持続・防腐補助・溶剤機能を補完する相乗効果は処方上実現されています。ただし、この組み合わせだけでは保湿力2.1点(平均−0.9)の補填には至っておらず、ヒアルロン酸・セラミド等の高分子保湿成分が不在である点が保湿スコアの低さに反映されています。

セイヨウハッカエキス(スカルプ訴求成分の中心)

ペパーミント由来のセイヨウハッカエキスは、主成分メントールがTRPM8受容体(冷覚受容体)を刺激し清涼感・血行促進を発揮します。エリオシトリン(フラボノイド類)によるIL-1α産生抑制・SOD様抗酸化作用も確認されており(食品化学研究, 2019年)、頭皮ケアの機能面では有意義な成分です。EWG:3・生分解性0.95と環境負荷も低水準。ただしスカルプケア力1.7点が示すように、この1成分だけではスカルプ訴求の商品としての底上げには不十分です。

メリデメ

メリット

  • アミノ酸系洗浄剤4種処方:洗浄剤の品質3.8点(平均+0.8)は同価格帯でも上位水準。アミノ酸系+ベタイン系の低刺激かつ起泡性の高い洗浄設計は、日常使いの洗浄体験として合格ライン。
  • 生分解性0.79(易分解):23成分の平均生分解性は0.79と高く、マイクロプラスチック成分も不使用。環境負荷の低さは客観的に評価できる点。
  • グリセリン×BGの保湿ペア:EWG最安全値1同士の組み合わせで保湿基盤を形成。使用感2.9点を支える感触改良効果も期待できる。

デメリット

  • 安全性スコア0.8点は全体で最下位クラス:GHS感作性1A成分(メチルイソチアゾリノン・メチルクロロイソチアゾリノン)の同時配合が最大の問題。防腐剤の選択が安全性スコアを全項目中最低値まで引き下げている。
  • 精油アレルゲンの集中配合:GHS感作性1B×9成分・アレルゲン性あり×10成分。香りの設計が安全性を大幅に犠牲にしている構造。
  • スカルプ訴求と実力の乖離:スカルプケア力1.7点・育毛効果2.0点はスカルプ特化を謳う商品として訴求内容を成分が支えられていない。高分子保湿成分・育毛有効成分が不在。
  • 3480円に見合うコスパか:コスパ1.97点。安全性・補修力の水準と価格設定の乖離が大きい。

注意成分の組み合わせ

  • メチルイソチアゾリノン × メチルクロロイソチアゾリノン:MCI/MIT混合液(3:1比)として機能する強力な防腐系。相乗的な感作リスクは単一成分配合より高くなる可能性がある。
  • ベルガモット果実油 × 紫外線:フロクマリン類による光毒性リスク。洗い流す製品のため日常使いでの顕在化リスクは低いが、成分自体のEWG:6・EU制限成分という格付けは留意すべき。
  • EDTA-2Na(EWG:6)の生分解性低値(0.40):生分解性が低く環境残留性が高い。本製品の環境優位性を部分的に相殺する要因。

まとめ

一言で言うと

総合スコア

2.46

/ 5.00 点

3229商品中 要注意レベル
強み 洗浄剤の品質 3.8点(平均+0.8)
強み 生分解性0.79 易分解・環境負荷低
弱点 安全性0.8点 GHS感作性1A×2成分
弱点 精油アレルゲン×10成分の同時配合
注意 価格3480円 vs コスパ1.97点の乖離

「泡立ちは良い、でも防腐剤の選択が全てを台無しにしている処方」というのが正直な評価です。アミノ酸系洗浄剤4種を重ねたシャンプー基剤は、洗浄剤の品質3.8点という数値が示す通り、日常的な洗浄体験として十分機能する設計です。しかし安全性スコア0.8点は、GHS感作性1A(最強分類)のメチルイソチアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンが同時配合されている影響を直接受けた結果です。精油11種の芳香設計も、GHS感作性1B×9成分・アレルゲン性あり×10成分という観点では安全性よりも香りを優先した構造です。

使用シーン別推奨度:

  • 日常の頭皮ケアを求める方:スカルプケア力1.7点・育毛効果2.0点はともに要注意レベル。スカルプ特化を期待するには同スコア帯で代替品を検討する価値あり。
  • 精油の香りを楽しみながら洗いたい方:ラベンダー・ベルガモット・ユーカリ等11種の精油は確かに香り設計には充実しているが、アレルゲン性を考慮すると長期使用には慎重さが求められる。
  • シンプルに泡立ちの良いシャンプーを探す方:洗浄剤の品質3.8点・使用感2.9点は合格ライン。ただしこの目的なら同価格帯でより安全性スコアの高い製品が存在する。
  • 敏感肌・アレルギー体質の方:安全性0.8点・GHS感作性1A×2成分・アレルゲン×10成分という構成から、積極的な選択には適さない。

口コミデータが蓄積されていないため傾向との照合はできませんが、使用感2.9点という数値は泡立ちの良さや洗い上がりの滑らかさへの一定の評価と一致するとみられる一方、安全性スコアの低さは長期使用者が気づきにくいリスクでもあります。

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