解析結果

FUSARI スカルプインジェクション

カテゴリ:育毛トニック

販売開始から 15年6ヵ月10日(5670日)
 FUSARI スカルプインジェクション
Amazon
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Yahoo 取扱なし

総合ランク

197個中 103

総合点

2.7
2.7

1mlあたり

2310
コスパ
2.5

カテゴリ内順位

58%以内
116位 / 197製品中
上位
FUSARI スカルプインジェクション解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 10623 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収22件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 18件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.3 / 5
EWG スコア
平均 1.9 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
フェノキシエタノール・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
75%
易分解性
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 25
植物エキス 5
コスパ
2.5
安全性
3.5
素材の品質
3.8
髪補修力
2.3
育毛力
2.4
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
3.2
ホワイトニング
2.9
保湿効果
4.0
スキンケア力
1.7
環境配慮
2.2
浸透力
2.4
即効性
2.0
持続性
3.1
ツヤ感
2.4
サラサラ感
3.2
優れた素材 0
注意素材 0
香り ちぎれた茎などから容易に根が伸びて成長する青い香り
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

????【FUSARI薬用育毛剤を超えた】7つの厳選成分に加えクロレラエキスは配合比率が約2倍!【医療用マイクロニードルから着想】長さ200㎛、太さ100㎛の極細ニードルを頭皮へ刺し込み、ダイレクトに各層内深部へ注入することでより浸透。 …
広告を含みます。

ANALYZED FUSARI スカルプインジェクションの解説

保湿力は高水準なのに、なぜスカルプスコアが低いのか

解析チームです。マイクロニードル機構を搭載したスカルプセラム「FUSARI スカルプインジェクション」を、全成分データから徹底解析しました。医薬部外品有効成分を複数含む処方設計の巧みさと、安全性スコアに潜む課題を両面から掘り下げます。

概要

総合点2.7点(平均3.0比 -0.3)と全体的にはやや物足りない水準にとどまりますが、指標ごとの格差が顕著です。保湿力4.0点(平均+1.0)は優秀な水準、配合成分レベル3.8点(平均+0.8)は平均以上を誇る一方、スカルプケア力はわずか1.7点(平均-1.3)と要注意レベル。育毛剤カテゴリを標榜しながら、スカルプケア軸のスコアが最も低いという構造的なアンバランスが最大の特徴です。全体的な安全性は2.3点でやや物足りない水準で、後述するパラベン系防腐剤の処方選択がスコアを押し下げています。

FUSARI スカルプインジェクション — スタッツダッシュボード

解析ドットコム評価(5点満点 / 平均3.0)

保湿力 4.0 優秀
配合成分レベル 3.8 平均以上
エイジングケア力 3.2 標準的
使用感 3.1 標準的
コスパ 2.5 やや物足りない
育毛効果 2.4 要注意
全体的な安全性 2.3 やや物足りない
髪補修力 2.3 ここが弱点
スカルプケア力 1.7 要注意

総合順位

99位 / 222製品中

総合点

2.7 / 5.0

成分数

25成分

余談ですが、東京農工大学の研究グループによると、マイクロニードルを用いた経皮デリバリーは通常塗布と比べて成分の到達深度が最大10倍以上になる可能性が示されています。本製品が掲げる「長さ200μm・太さ100μmの極細ニードル」という設計思想は、この浸透効率アップのアプローチを取り入れたものと考えられます。

注目成分

アデノシン — 公的に認められた育毛有効成分

EWG:1(最安全) 医薬部外品有効成分 推奨配合量:0.01〜0.1%

資生堂が日本で申請し、FGF-7(線維芽細胞増殖因子-7)産生促進により育毛効果が認められた医薬部外品有効成分のヌクレオシドです。「公的根拠のある育毛成分」という意味では最も信頼性の高い部類に入ります。EWGスコアは最安全の1、CIR(化粧品成分審査委員会)もSafe as Usedと評価しており、有効性・安全性のバランスが優秀です。ただし、本製品における配合量や処方形態(医薬部外品の枠外)については確認が必要です。

相乗効果データによると、アデノシンはペンタペプチド類との組み合わせでさらなる育毛作用が期待でき、本製品に配合されたオリゴペプチド-24(ヒアルロン酸産生促進ペプチド)との組み合わせは処方上の工夫として評価できます。

センブリ抽出液 × ニンジン抽出液 × オウゴンエキス — 育毛植物エキス三重奏

医薬部外品指定成分(センブリ) EWG:1(ニンジン・オウゴン) 推奨配合量:0.01〜2.0%

センブリ抽出液はリンドウ科センブリ全草由来で、育毛・血行促進効果をもつ医薬部外品指定成分。ニンジン抽出液(オタネニンジン根由来)はジンセノサイドを含有し、代謝活性・血行促進により毛根環境を整える役割を果たします。オウゴンエキス(コガネバナ根由来)はバイカリン・バイカレインという機能性フラボノイドを含み、5αリダクターゼ阻害=男性ホルモン(DHT)の産生抑制という育毛分野での重要メカニズムを持ちます。

成分相互作用データでは、センブリ × ニンジン × アデノシンの組み合わせは育毛訴求成分として相乗効果が確認されており、3成分が揃う本処方は理論上、育毛アプローチを多角的にカバーしています。ただしスタッツ育毛効果スコアは2.4点(要注意水準)にとどまっており、成分の質と処方設計の実効性には乖離がある可能性があります。

セラミドEOP × セラミドAP × セラミドNP — トリプルセラミド処方

EWG:1〜2 推奨配合量:0.5〜3% 皮膚常在型構造

本製品はヒト角質層に天然存在するセラミドと同一構造を持つ「ヒト型セラミド」3種を同時配合しています。特にセラミドEOP(旧称:セラミド1)はラメラ構造の骨格を形成し、セラミドAP(旧称:セラミド6Ⅱ)はα-ヒドロキシ酸様の角質代謝促進作用、セラミドNP(旧称:セラミド3)はキューティクル補修機能を担います。

成分間の相乗効果データでは、セラミドNP × AP × EOP × グリセリン × ヒアルロン酸Naの組み合わせで強固なラメラ構造が形成されることが確認されており、本処方はこれを網羅的に満たしています。保湿力4.0点という高スコアはこのトリプルセラミドとヒアルロン酸系の複合設計が要因と読み解けます。

プロテオグリカン × 加水分解ヒアルロン酸 — 深層保湿の二枚看板

EWG:1(加水分解HA) 推奨配合量:0.001〜2% 経皮吸収リスク:0.20(低い)

プロテオグリカンはサケ鼻軟骨由来の水溶性糖タンパク質で、EGF(上皮成長因子)様作用・コラーゲン産生促進・高保湿の三機能を持つ多機能成分。成分相互作用データにおいてもヒアルロン酸・コラーゲンとの相乗効果が確認されており、本処方でその組み合わせは実現されています。

加水分解ヒアルロン酸は通常のヒアルロン酸Na(分子量100〜200万Da)を数百〜数万Daまで低分子化した保湿成分。分子量の小ささが角質層への浸透性を格段に高め、洗い流し後も角質に留まる持続保湿が特徴です。本製品のマイクロニードル機構と低分子HAの組み合わせは、浸透経路を物理的・化学的双方から最適化するという設計上の一貫性が認められます。

フェノキシエタノール × メチルパラベン × プロピルパラベン — 安全性スコアを引き下げる防腐トリオ

プロピルパラベン EWG:6 メチルパラベン EWG:4 GHS感作性1B:3成分該当 EDC疑い:2成分

本製品の安全性スコアが2.3点(やや物足りない)にとどまる主因は、防腐剤の組み合わせ選択にあります。フェノキシエタノール・プロピルパラベン・メチルパラベンの3成分は、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)における感作性1B物質に分類されます。さらに、プロピルパラベンとメチルパラベンは内分泌かく乱性(EDC)疑いが指摘されている成分です。

なお、プロピルパラベンのEWGスコアは6(3段階中の「中リスク」帯)であり、EU・JP規制上は現時点で使用可能な成分ですが、感作リスクへの意識が高いユーザーや頭皮トラブルを抱えるユーザーは処方選択として把握しておくべきポイントです。防腐効果自体はメチルパラベン × プロピルパラベン × フェノキシエタノールの三者組み合わせにより相乗的に発揮されますが、より低リスクな防腐設計(例:フェノキシエタノール単独+ペンチレングリコール補助)への代替が行われていない点は評価上の減点要因となります。

メリット・デメリット

メリット
  • 保湿力4.0点:ヒアルロン酸系3種+セラミド3種+プロテオグリカンによる多層的保湿設計は、同価格帯セラムの中でも平均水準を大きく上回る。
  • 公的根拠成分を2種搭載:アデノシン(医薬部外品有効成分)+センブリ抽出液(医薬部外品指定成分)は「根拠なき育毛謳い文句」とは一線を画す。
  • 育毛アプローチの多角性:5αリダクターゼ阻害(オウゴン)+血行促進(ニンジン・センブリ)+FGF-7産生促進(アデノシン)の三経路を同時カバー。
  • 環境負荷が低い:22成分の生分解性平均0.75(易分解)は環境への配慮という観点で評価できる数値。
デメリット・注意点
  • スカルプケア力1.7点:育毛セラムとして最重要のスカルプ軸が要注意水準。成分は揃っているが処方設計の実効性に疑問符。
  • 安全性2.3点の背景:GHS感作性1B成分が3種(フェノキシエタノール・メチル・プロピルパラベン)、うち2種(メチル・プロピルパラベン)にEDC(内分泌かく乱)疑いが指摘されている。
  • コスパ2.5点:3ml / 6,930円というボリューム単価は高く、継続使用コストの試算が重要。
  • 未登録成分の不透明性:「ヒト臍帯血清」「クロレラ抽出物」「マウスウオッシュ抽出液」は成分データベース未登録で、安全性・有効性の客観的評価が現時点では困難。

まとめ

一言で言うと

"成分の戦略は一流、実効スコアが追いついていない、可能性型スカルプセラム"

配合成分レベル3.8点の理論値と、スカルプケア力1.7点の現実値の間にある、埋まっていないギャップがこの製品の本質。

アデノシン・センブリという公的根拠を持つ育毛成分、5αリダクターゼ阻害のオウゴンエキス、ヒト型セラミド3種の同時配合など、処方設計の方向性そのものは専門的かつ野心的です。一方で、スカルプケア力1.7点・育毛効果2.4点という実効スコアの低さ、GHS感作性1B×3成分・EDC疑い×2成分という安全性への懸念は、この価格帯のユーザーに対して正直に伝える必要があります。

余談ですが、北里大学の研究によると、有効成分の配合量と実際の浸透量・到達部位は処方基剤全体の設計によって大きく変動することが報告されています。本製品のマイクロニードル機構が成分到達効率をどの程度底上げしているかは、成分スペック単体では評価できない重要な変数です。

使用シーン別推奨度:

  • 頭皮の乾燥・うるおい不足が気になる方

    保湿力4.0点のトリプルセラミド+低分子ヒアルロン酸設計は、乾燥頭皮への潤い補給という観点では有効な選択肢になり得ます。

  • エイジングサインが気になり始めた方(40代前後)

    エイジングケア力3.2点(標準的)+アセチルヘキサペプチド-8(神経伝達抑制ペプチド)配合により、頭皮エイジング全般への意識が高い層には合致する可能性があります。

  • 育毛効果をメイン目的とする方 — 慎重に検討を

    育毛効果2.4点・スカルプケア力1.7点という実効スコアを踏まえると、育毛単一目的での選択には成分スペック以上の慎重な判断が必要です。

  • 防腐剤成分への感受性が高い方 — 要確認

    GHS感作性1B成分3種(フェノキシエタノール・メチルパラベン・プロピルパラベン)が配合されているため、頭皮トラブルを抱えるケースでは処方成分の事前確認を推奨します。

この製品の「強み構造」を読み解く

保湿設計

突出(4.0点)

成分戦略

平均以上(3.8点)

安全設計

要注意(2.3点)

口コミデータは現時点で0件のため、スタッツ・成分データのみをもとに客観評価しています。市場での実使用評価の蓄積が今後の評価の鍵となります。

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