カテゴリ:カラートリートメント
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収30件
メーカー
石澤研究所ブランド
クイスクイス容量
25ml参考価格
264円1ml単価
10.6円JAN
4992440036786ASIN
B07TGC49F2発売日
2022年10月3日ID
11526製造国
日本シリーズ名
デビルズトリック対象の髪タイプ
ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。264円という圧倒的な低価格で「素手でOK・5分で髪色チェンジ」を謳うカラートリートメント、クイスクイス デビルズトリック キラーブラック。成分表を読み解くと、「染める機能」に特化した処方設計の意図が浮かび上がります。補修効果との混同を避けて、正しく評価してみましょう。
スタッツを平均3.0点と比較すると、突出した数値が2点あります。使用感4.2点(平均比+40%)という高評価と、髪補修力0.8点・スカルプケア力1.0点という極端な低値です。この対比こそが、この製品の性格を端的に表しています。
カラートリートメントとして本来の目的である「着色」に機能を集中させた処方であり、ダメージ補修・頭皮ケアを求めると大きく期待を外します。一方、配合成分のレベルは3.5点(平均以上)と評価されており、着色系成分・テクスチャー系成分の選定には工夫が見られます。全体的な安全性は2.7点(やや物足りない)で、染料成分のEWGスコアと感作性分類が影響しています。
スタッツ評価ダッシュボード(5点満点 / 平均3.0点)
この製品の核心は5種の染料を組み合わせたマルチカラーシステムです。塩基性染料(分子量大・毛髪表面付着型)とHC染料(分子量小・キューティクル間隙浸透型)という異なる染着メカニズムを併用することで、単色染料では再現しにくいブラック系の深みのある色調を実現しています。塩基性青99とHC染料の組み合わせは成分間相乗効果データにも記載されている有効な組み合わせです。
ただし、安全性の観点では注意が必要です。塩基性赤76(EWG:7)・塩基性青99・塩基性黄57の3成分はいずれもGHS感作性1B(皮膚感作性物質)に分類されており、これが安全性スコア2.7点の主因となっています。また、塩基性赤76はCIR評価が「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまる点も見逃せません。EU規制上は使用可能ですが、酸化染毛剤(ジアミン系)と比較した際の「低刺激」というイメージは、染料全体の感作リスクまで否定するものではありません。
日本精化が開発した両親媒性エステル油剤で、水溶性・油溶性の双方に溶解する特性を持ちます。環状構造による高い毛髪浸透性が特徴で、染料の毛髪内部への浸透を助ける浸透助剤として機能していると考えられます。べたつきのないサラサラとした感触を付与する効果もあり、使用感4.2点という高評価の一因と推測されます。グリセリンとの相乗効果も確認されており、保湿感と感触を両立する処方意図が読み取れます。
第4級カチオン界面活性剤で、髪の表面に吸着して柔軟化・帯電防止効果を発揮します。しかしEWGスコアは6(要注意域)と高く、旧指定成分(旧表示指定成分)にも指定されていた成分です。眼・皮膚への刺激性が比較的強く、水生生物毒性の懸念もデータに記録されています。洗い流す製品への使用という点で毒性リスクは限定されますが、EWG評価においては同価格帯のコンディショナー系成分の中でも高めのスコアに分類されます。
グリセリン(EWG:1、生分解性1.00)とBG(EWG:1、生分解性0.80)は相乗効果が確認されている保湿コンビです。グリセリンは三価アルコール構造による吸湿・保水性で50年以上の使用実績を持ち、CIR「Safe as Used」認定の最も安全な保湿成分のひとつ。この2成分の組み合わせが保湿力2.5点を下支えしていますが、ヒアルロン酸やセラミドといった上位保湿成分が不在のため、スコアとしては「やや物足りない」水準にとどまります。
イチョウ葉エキスはフラボノイド(ケルセチン・ケンフェロール)とギンコライドのダブル成分が抗酸化・血流改善作用を発揮し、頭皮の微小循環促進効果が期待されます。ただし、精製が不十分な場合はギンコール酸による接触皮膚炎リスクがある点も学術的に指摘されており(IARC評価2B)、製品の精製度が品質を左右します。ツバキ種子油はオレイン酸85%含有で毛髪との親和性が高く、生分解性0.95という高い環境性能も持ちます。ただし、スカルプケア力1.0点という結果は、これらの成分の配合量が処方の主役ではないことを示唆しています。
余談ですが、英国Leeds大学の研究によると、塩基性染料とHC染料を組み合わせた処方は、単一染料系と比較して色濃度の均一性が向上することが示されています。今回の5染料ブレンドはまさにこの知見を応用した処方とも解釈できます。
メリット
デメリット・注意点
成分間の注意点:塩基性青99・塩基性赤76はいずれもアニオン界面活性剤(シャンプー成分)と混合すると不活性化・発色低下の可能性があります。カラートリートメント使用前にシャンプーのすすぎを十分に行うことが色入りの鍵になります。
「補修ゼロ・染色特化型」の264円カラートリートメント。使用感の高さは本物だが、ダメージケアへの期待は禁物。
この製品が評価されるべきポイントは「カラートリートメントとしての機能設計の明快さ」にあります。使用感4.2点という高評価は、Neosolue-Aqlioとジメチコンによるサラサラテクスチャーおよびツバキ・ホホバの天然オイルによる艶感が支えており、実際の使用体験としての満足度は同価格帯においてトップクラスの水準です。一方、髪補修力0.8点・スカルプケア力1.0点は「補修成分が設計上存在しない」という処方の意思決定の結果であり、欠点ではなく仕様として捉えるべきです。
安全性面では、GHS感作性1B成分(塩基性赤76・塩基性青99・塩基性黄57)の3種配合が安全性スコア2.7点の主因です。酸化染毛剤を避けたい方の代替カラーとして活用される場面は多いと想定されますが、染料系の感作リスクはゼロではないことは認識しておく必要があります。
使用シーン別推奨度:
機能別ポジションマップ
5種染料ブレンド
処方の主役4.2点(優秀)
強み0.8点(要注意)
対象外264円 / 25g
カジュアル向け口コミでは使用後のサラサラ感・ツヤを評価する声が多く見られ、これはNeosolue-Aqulioやジメチコンによる感触設計との整合性が高い一方、「1週間で色が落ちた」という声はHC染料の色持ち特性(約3週間未満)と一致しており、製品特性として事前に把握すべき点といえます。
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