カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性5件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収22件
メーカー
株式会社ハニエルブランド
HANNIEL(ハニエル)容量
300ml参考価格
2420円1ml単価
8.1円JAN
5211210008495ASIN
B00DFTJ2IYID
2132製造国
日本シリーズ名
ディフェンダー対象の髪タイプ
ダメージ毛・くせ毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。口コミ評価4.7点(57件)という高い支持を集める一方、成分解析の総合点は1.4点という、評価の乖離が際立つシャンプーです。処方の実態を成分データから読み解きます。
総合点1.4点は平均(3.0点)を1.6点下回る「要注意」水準です。23成分中、唯一平均を超えるスコアが洗浄力3.9点(平均比+30%)であり、文字通り「洗う機能に特化」した処方設計といえます。配合成分のレベルは0.1点と全項目中最低値で、スカルプケア力も1.0点。コスパ1.4点は参考価格2,420円/300mlに対し、成分構成との費用対効果がほぼ評価されていないことを示します。
主洗浄剤にEWG6のラウレス硫酸TEAを採用し、補助洗浄剤3種(ラウリルベタイン・ここ注目:同じくEWG6のococoイルサルコシンNa・ここ注目:ococoイルグルタミン酸TEA)を組み合わせた処方は、市販廉価シャンプーに近い骨格です。コンディショニング成分はグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドとポリクオタニウム-10の2種のみで、ダメージ毛・くせ毛向けを謳うには補修・保水成分のボリュームが物足りません。
洗浄系6成分がコンディショニング4成分を上回り、全体の重心は「落とす」側に偏っている。
全成分リスト2番目に登場する主洗浄剤です。EWG6は本製品の登録成分中で最高リスク水準に並び、GHS感作性1Bにも分類されています。洗浄力3.9点の高さはこの成分の強力な脱脂・起泡力が直接的に寄与していますが、必要以上の皮脂除去が頭皮乾燥を招くリスクはデータ上では否定できません。なお、ポリクオタニウム-10との注意情報に「陰イオン界面活性剤(過剰使用時)」が挙げられており、ラウレス硫酸TEAを主剤とする処方ではコンディショニング成分の効果が減殺される可能性があります。
「アミノ酸系」と表記されますが、同系統のグルタミン酸系成分より脱脂・殺菌力が強い異色のアニオン洗浄剤です。歯磨き粉への配合実績がその殺菌力の強さを示しており、頭皮常在菌バランスへの影響が懸念されます。スカルプケア力1.0点という最低スコアの一因として、この成分と主剤ラウレス硫酸TEAの組み合わせが反映されていると読めます。
NMF(天然保湿因子)構成成分である乳酸の保湿性と、イソステアリン酸鎖によるタンパク質吸着性を組み合わせた成分です。経皮吸収リスク0.45はシリコン代替コンディショニング成分の中でも中程度で、洗い流し後も毛髪表面へ残存し保水性を維持する機能が期待されます。本処方では数少ない「残留して働く」コンディショニング成分ですが、注意情報に「強い陽イオン性ポリマー」との拮抗が記載されており、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドとの共存による効果減衰に留意が必要です。
天然オイルの中でもビタミンE(トコフェロール)含有量が特に高い抗酸化オイルです。リノール酸・オレイン酸などの必須脂肪酸を含み、エモリエント効果と水分蒸散抑制を担います。生分解性0.95は本製品全成分中でトップクラスであり、環境負荷が極めて低い点も評価できます。余談ですが、米国NIHのデータベースによるとトコフェロールはフリーラジカル消去を介して毛髪タンパクの酸化ダメージを軽減することが示されており、ヤシ科植物由来オイルとの組み合わせで相乗的なエモリエント効果が期待されています。
この2成分はいずれも経皮吸収リスク0.80(本製品全成分中最高値)で、EDC(内分泌かく乱物質)疑いの指摘があります。プロピルパラベンはEWG6、メチルパラベンはEWG4です。フェノキシエタノール(GHS感作性1B)との3剤併用で防腐効果を確保する設計ですが、GHS感作性1B成分が防腐系だけで3成分集中している点は、特に頭皮感受性が高い方には懸念材料です。なお、EU化粧品規則では現在もパラベン類の使用は「Safe as Used」範囲内ですが、0〜3歳の乳幼児向け製品での制限事例があります。
「洗浄特化シャンプー。スペック表と成分表の間に埋まった落差を知った上で使いたい一本。」
洗浄力3.9点(平均比+30%)が実質唯一の武器であり、それ以外のケア性能スコアは全項目で2.0点を下回ります。「よく落とせる」という体験満足度が口コミ評価4.7点を引き上げている構図は、使用感の瞬間的な手触りが成分の中長期的な働きとは独立して評価される典型例といえます。
口コミでは泡立ちのよさや洗い上がりのさっぱり感を評価する傾向が57件から見て取れますが、解析上の補修力1.5点・保湿力1.5点とは大きく乖離しており、「洗った直後の清潔感」と「髪・頭皮の中長期ケア」は切り分けて考える必要があります。
使用シーン別推奨度:
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