解析結果

DROAS ドロアス 洗顔 クレイクリアウォッシュ

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販売開始から 2年8ヵ月14日(989日)
DROAS ドロアス 洗顔 クレイクリアウォッシュ
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総合点

2.78
2.78

総合ランク

385個中 200

成分数

56

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

香り

クレイクリアウォッシュ

サイズ (cm)

長: 5 幅: 7.9 高: 15.4

サブカテゴリ

洗顔フォーム

よく一緒に購入される商品

メーカー

I-ne

ブランド

DROAS(ドロアス)

容量

120ml

参考価格

900円

1ml単価

7.5円

JAN

4582521685622

ASIN

B0BXZVCFHD

発売日

2024-08-27

ID

11120
DROAS ドロアス 洗顔 クレイクリアウォッシュ解析チャート
販売元による宣伝文
????【香り】シトラスライラックの香り
????【内容量】120g
????【濃密吸着泡処方】汚れすっきりなのに、洗い上がりはしっとり。​
????【吸着洗浄​】肌トラブルの原因となる毛穴汚れや、余分な古い角質をしっかり吸着洗浄​
????【ミネラル温泉水配合】うるおい感じる洗い上がり​
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DROAS ドロアス 洗顔 クレイクリアウォッシュの解説

洗浄力4.9の罠:その泥が吸っているのは、毛穴の汚れですか?肌の寿命ですか?

「泥」の吸引力と「石鹸」の洗浄力、その代償とは?

解析チームです。

「泥」の力で毛穴スッキリ、というキャッチコピーでSNSを中心に話題を集めるI-neの『DROAS(ドロアス)』ブランド。900円という手に取りやすい価格帯で、バスルームをおしゃれに彩るパッケージも人気の理由です。しかし、我々が注目するのはその「中身」の構造です。成分表を紐解くと、そこには「汚れを落とす」ことに特化しすぎた、ある種のリスクが見え隠れします。一般的に人気の商品が、必ずしも肌の生理機能にとって正解とは限らない現実を、データと共に解説していきましょう。


概要:数値が示す「圧倒的洗浄力」の正体

解析ステータス

解析ドットコムにおける評価データ

総合順位

200 / 324位

総合得点

2.78 / 5.0点

洗浄力

4.9 / 5.0点

成分品質

1.2 / 5.0点

要するに:汚れと一緒に「肌の守り」も剥がす恐れ

データを見て、まず目を疑うのは「洗浄力 4.9点」に対し「成分品質 1.2点」という極端なコントラストです。これは業界平均と比較しても非常に稀なバランスです。ECサイトの売上ランキングでは上位0.36%に入るほどの人気ですが、中身は「脱脂力の塊」と言わざるを得ません。

一般的に、洗浄力が高すぎる洗顔料は、肌に必要な皮脂や保湿因子(NMF)まで洗い流してしまうリスクが高いとされています。この数値は、「汚れは落ちるが、代償も大きい」ことを示唆しています。


注目の成分:優秀な美容成分 VS 強力すぎる洗浄基剤

  1. ステアリン酸グリセリル(SE) & ベントナイト(要注意コンビ) 洗浄・吸着基剤

    ここが最大の論点です。「ステアリン酸グリセリル(SE)」は自己乳化型の乳化剤で、実質的に石鹸のような挙動を示します。これに「ベントナイト(泥)」が加わることで、「石鹸のアルカリによる角質の膨潤」+「泥による物理的な皮脂吸着」というダブルパンチが発生します。この組み合わせは、肌のバリア機能を著しく低下させる可能性があります。

  2. モロッコ溶岩クレイ 吸着・清浄

    カオリナイトを主成分とする粘土鉱物。優れた吸着力を持ち、毛穴の汚れには効果的ですが、上記の石鹸ベースと組み合わさることで、乾燥リスクを跳ね上げています。

  3. マデカッソシド & ツボクサエキス(CICA) 抗炎症・鎮静

    近年話題の「CICA」成分。抗炎症作用や傷の治癒促進に関する研究も多く、非常に優秀な成分です。しかし、洗い流す洗顔料、しかもこれほど高洗浄力なベースの中に配合されていて、どれほど肌に留まり効果を発揮できるかは議論の余地があります。

  4. ポリクオタニウム-51(リピジュア) 高保湿

    ヒアルロン酸の約2倍の保水力を持つと言われる高機能成分。洗い流した後も肌に留まりやすい性質がありますが、強力な脱脂力に対抗できる「盾」となれるかがカギです。

ここで豆知識: 「石鹸=優しい」というイメージがありますが、化学的には弱アルカリ性で、肌を一時的に膨潤(ふやかす)させて汚れを落とします。健康な肌なら問題ありませんが、乾燥肌の人が使うと、この膨潤作用がバリア機能の回復を遅らせる原因になることがあります。


メリットとデメリット

メリット:脂性肌の「リセットボタン」

圧倒的な脱脂力は、ある種の肌質にとっては救世主となります。例えば、皮脂分泌が過剰でベタつきが止まらない10代の肌や、頑固な毛穴汚れに悩む脂性肌の方にとっては、一度でスッキリ落としきる爽快感が得られるでしょう。「ココイルメチルタウリンNa」のような良質なアミノ酸系洗浄剤も補助的に含まれており、使用感自体は悪くありません。

デメリット:乾燥の「加速装置」

問題は、「石鹸ベース×クレイ」による過剰な脱脂です。肌の保湿に不可欠なセラミドなどの細胞間脂質まで洗い流してしまうリスクが高い。いくらセラミドやCICAを配合していても、「奪う力」が「与える力」を上回っている印象です。データ上の成分品質が1.2点と低迷しているのは、この「肌への負担」が主な要因と考えられます。


まとめ

「肌の潤いまで吸着する、 諸刃の泥洗浄。」

率直に申し上げますと、この製品は「肌を選ぶ」アイテムです。900円という価格と、強力なクレンジング能力は魅力的ですが、それは同時に「肌のバリア機能を削る」リスクと隣り合わせです。日常的に使用するには、よほど肌が強靭か、オイリーである必要があります。

もしあなたが乾燥や敏感肌に悩んでいるなら、この「泥」の誘惑には乗らない方が賢明かもしれません。逆に、何を使ってもテカリが収まらないという方には、週に一度のスペシャルケアとしての道が残されています。

解析チームの推奨アクション

今の洗顔で「つっぱり感」を感じているなら、即座に使用を中止し、アミノ酸系単体の洗顔料へ切り替えることを強く推奨します。

  1. オイリー肌・10代
    週1〜2回のディープクレンジングとしてならアリ。
  2. 普通肌
    乾燥シーズンは避けるのが無難。
  3. 乾燥肌・敏感肌
    脱脂力が強すぎます。バリア機能保護のため推奨しません。
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