カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収12件
メーカー
花王ブランド
リーゼ容量
80ml参考価格
824円1ml単価
10.3円JAN
4901301365934ASIN
B07X2JSBKW発売日
2019年10月1日ID
11506製造国
日本シリーズ名
プレイフル対象の髪タイプ
全髪質対応公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。花王のリーゼ プレイフル ケアオイル、全12成分を精査しました。使用感は平均を大きく上回る一方、補修力・スカルプ性能には明確な限界があります。「どんな人に向いているか」を数値から正直にお伝えします。
総合点2.71点(平均3.0)は、775製品中288位というポジション。平均をやや下回る水準ですが、スコアの内訳を見るとその実態が見えてきます。
使用感3.8点は平均比+0.8点と「平均以上」の評価で、このオイルの最大の武器。対して髪補修力1.7点・スカルプケア力1.2点はいずれも「要注意」レベルで、補修や頭皮ケアを期待すると物足りなさを感じることになります。全12成分がほぼ油剤のみで構成される完全無水処方であることが、この二面性の根本的な理由です。
余談ですが、イソドデカンのような揮発性炭化水素を処方上位に置くアプローチは、付けた瞬間の軽さを優先した設計として、特にスタイリング領域で多く見られる手法です。ヘアケア成分(加水分解ケラチン・パンテノール等)を一切持たない潔い構成とも言えます。
全12成分のうち、機能的に重要な5つを解説します。補修成分・水溶性保湿成分は一切なく、すべてが油性基剤とエモリエント成分で構成されている点が前提です。
コレステロールと分岐脂肪酸イソステアリン酸から合成されるステロールエステルです。皮膚の細胞間脂質(セラミド・コレステロール・脂肪酸の三成分系)に近い構造を持つため、角質層のラメラ構造に組み込まれやすく、セラミド様のコンディショニング作用を発揮します。EWGスコアは2と安全性の点では問題ありませんが、コメドジェニック度3である点には注意が必要です。前髪や地肌付近への塗布は避けた方が無難です。なお、スクワランとの組み合わせでエモリエント効果が増強されることが知られており、本処方でも共存しています。
揮発性の軽質炭化水素系溶剤であるイソドデカン(EWGスコア1)と、キューティクルを平滑化するジメチコン(EWGスコア3)の組み合わせが、付けた瞬間のサラサラ感と持続的な光沢感を同時に実現しています。イソドデカンは塗布後に揮発するビークル成分として機能し、べたつきを残さず膜を形成するジメチコンが後に残る設計です。この相乗効果が使用感スコア3.8点を支える処方的根拠です。ただしジメチコンの生分解性は0.20と低く、環境負荷の観点で気になる方は留意してください。
現在は主にオリーブやサトウキビ由来で製造されるスクワラン。ヒトの皮脂成分として約10%含まれる構造と同等であるため、肌なじみが極めて良好でアレルゲン性も非常に低い優等生成分です。EWGスコア1・コメドジェニック度0・CIR「Safe as Used」と指標が揃っており、安全性スコア3.5点に貢献している主要成分の一つです。経皮吸収リスクが0.80と高めであることは、表面に留まらず浸透していく「オイルの浸透力」として評価できます。
この3種の植物性オイルが同時配合されている点は注目に値します。ホホバ種子油は液体ワックスで生分解性0.90と環境負荷が低く、皮脂類似の軽い感触を提供。オリーブ果実油は主成分オレイン酸(約70〜80%)が皮脂に近く、天然の抗酸化成分(ビタミンE・フェノール化合物)を含みます。ヒマワリ種子油はリノール酸(約65〜70%)がセラミド合成の前駆体として働き、バリア機能補助に関わります。東フィンランド大学の研究によると、植物性リノール酸は経皮水分蒸散抑制に関与することが示唆されていますが、本処方では配合量が少量と推定されるため効果の程度は限定的と見るのが妥当です。なおオリーブ果実油・ヒマワリ種子油は生分解性0.95と、処方内で最も環境に優しい成分群です。
グリセリンと2-エチルヘキサン酸からなる合成エステルで、全成分表の筆頭(最多配合成分)に位置しています。酸化安定性が高く、天然油脂に比べて劣化しにくいのが特徴で、EWGスコア3・コメドジェニック度1と安全面も標準的。処方全体のさらっとした肌なじみの基礎を作っている成分です。シリコーン油(ジメチコン)との相乗効果も確認されており、オイル全体の均一な伸びに貢献していると推測されます。
GHS感作性・アレルゲン性・EDC該当なし。安全性スコア3.5点の裏付け通り、皮膚感作リスクが低い処方構成。
揮発性イソドデカン×ジメチコン設計でべたつきゼロの仕上がり。使用感3.8点は同価格帯で見ても高水準。
スクワラン・ホホバ・オリーブ・ヒマワリと植物性オイルが4種配合。ただし補修成分ゼロのため、エモリエントとしての役割に限定。
マイクロプラスチック含有なし。ホホバ・オリーブ・ヒマワリの生分解性0.90〜0.95は環境配慮の観点でプラス評価。
髪補修力1.7点(要注意)。加水分解タンパク・パンテノール等の補修成分が皆無のため、ダメージヘアの根本ケアは不可。
スカルプケア力1.2点(要注意)。育毛・頭皮環境改善に寄与する成分は不在。頭皮ケア目的での使用は期待値とのミスマッチが大きい。
イソステアリン酸コレステリルのコメドジェニック度3。毛穴詰まりが気になる方は前髪や生え際への塗布に注意が必要。
ジメチコン・水添ポリイソブテン・水添ポリデセンは生分解性0.20と低め。環境負荷を重視する場合は選択肢として再考の余地あり。
「補修力ゼロ、でも使用感は本物」のスタイリング特化オイル。
全12成分が油剤のみで構成された完全無水処方は、ある意味で非常に正直な設計です。「ダメージを修復する」とは謳わず、毛先のツヤと動きを出すというスタイリング目的に特化しているオイルとして読み解くと、使用感3.8点という評価は納得感があります。髪補修・頭皮ケアを求める方には機能的に応えられませんが、スタイリングの仕上げ・毛先のまとまり目的であれば、ストレスなく使える処方です。
使用シーン別推奨度:
口コミデータは現時点で取得できていないため、今回はスタッツと成分データのみで評価しています。LIPSスコア4.1は使用感の高さと一致しており、実際の使用者からの評価も「仕上がりの軽さ・サラサラ感」に集中していることが推測されます。
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