Ingredient Analysis

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール

成分 50件の商品に配合 ID: 531
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+25

安全性
+35

素材の品質
+35

使用感
基本情報
成分名シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
医薬部外品名シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
慣用名・別名Neosolue-Aqulio、ネオソリュー アクリオ
INCI名Bis-Ethoxydiglycol Cyclohexane 1,4-Dicarboxylate
化学式C18H34O8
由来合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3〜7
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 +25
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +35
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

エトキシジグリコールとシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸のジエステル。水溶性・油溶性の両方に溶解する両親媒性エステル油剤(日本精化「Neosolue-Aqulio」)。環状構造による高い皮膚・毛髪浸透性が特徴で、水溶性有効成分の経皮・経毛吸収を促進する浸透助剤としての機能が高い。べたつきが少なくサラサラした感触で、乳化安定・ヘアコンディショニング・エモリエント・保湿・皮膚コンディショニングなど多機能。

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの解析

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは、エトキシジグリコールとシクロヘキサンジカルボン酸を反応させたジエステル化合物で、日本精化株式会社が「Neosolue-Aqulio(ネオソリュー アクリオ)」の商品名で提供する機能性エステル油剤である。最大の特徴は水にも油にも溶解する両親媒性を持つ点で、一般的なエステル油剤には不可能な水中への分散性を発揮する。

作用機序の核心は浸透促進効果にある。シクロヘキサン環の疎水性コアと、両端のエトキシジグリコール鎖の親水性が組み合わさることで、角質層の脂質二重膜に入り込みやすい分子構造を形成している。これにより、単独では角質バリアを超えにくいビタミンC誘導体・ヒアルロン酸などの水溶性有効成分を毛髪や皮膚の奥へ運ぶ「キャリア」としての役割を担う。医薬部外品では「シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール」と表示されるが、成分は同一。

感触面では、べたつきゼロに近いサラサラ感が持続するのが特徴的。一般的なシリコーンオイルや植物油と比較すると、仕上がりの軽さは際立っており、ヘアトリートメントやスキンケア乳液に配合することで重い質感を解消できる。また乳化安定剤としての機能も持ち、少量の配合で水相・油相の分離を防ぎつつ均一な製品を実現できる。

応用範囲は幅広く、固形石鹸からファンデーション、シャンプー・カラートリートメントに至るまで1,300件以上の市販化粧品に採用されている。興味深い用途として、メントールなどの清涼感成分との相溶性が高く、清涼感を持続させるキャリアとしても機能する点が挙げられる。クレンジング製品に使うとメイク落とし効率が向上し、化粧崩れ防止にも一役買うなど、製品設計の自由度を大きく広げる多機能素材といえる。

安全性については既知の重大なリスクはなく、EWGスコアも低め。ただし稀にアレルギー報告があるため、敏感肌向け製品では念のため確認が必要。環境負荷は合成エステルとして中程度。

相性の良い成分

水溶性有効成分 グリセリン ヒアルロン酸 ペプチド類

相性の悪い成分・混合注意

高分子乳化剤 シリコーン樹脂

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