Ingredient Analysis

ユビキノン

成分 50件の商品に配合 ID: 610
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+30

安全性
+20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名ユビキノン
医薬部外品名ユビデカレノン
慣用名・別名コエンザイムQ10, CoQ10
INCI名Ubiquinone
化学式C59H90O4
分子量864.13 Da
由来合成
推奨配合濃度0.01〜0.03%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 医薬品成分
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

コエンザイムQ10(CoQ10)の化粧品表示名。細胞ミトコンドリア内でATP産生に関与する脂溶性の醌化合物で、強力な抗酸化作用を持つ。フリーラジカルを消去し、ビタミンEの再生を促進する。皮膚外用では分子量が大きく経皮吸収性に課題があり、塗布による実質的な細胞レベルへの到達は限定的。化粧品への配合は上限0.03%と規制されており、元来は心疾患治療薬として開発された医薬品成分。

ユビキノンの解析

ユビキノン(コエンザイムQ10)は、あらゆる生物の細胞に普遍的に存在する脂溶性の補酵素で、「ユビキタス(遍在する)」+「キノン(化学構造)」を組み合わせた名称を持つ。体内ではミトコンドリアの電子伝達系に組み込まれ、糖質・脂質からATPエネルギーを産生する中核的役割を担うとともに、強力な抗酸化物質としてフリーラジカルの連鎖反応を遮断し、ビタミンEを酸化型から還元型へ再生する働きも持つ。

化粧品成分としての本質的な課題は経皮吸収性の低さにある。分子量は約863 Daと大きく、また高い脂溶性ゆえに皮膚角質層を超えて生細胞層まで届くことは容易ではない。0.03%という配合上限規制もあり、外用での細胞内ミトコンドリアへの直接的な寄与は限定的とされる。アンチエイジング化粧品のマーケティング文脈では広く謳われているが、科学的エビデンスの蓄積は内服と比べて薄い。

一方で、皮膚表面での抗酸化バリアという観点では意義がある。紫外線による脂質過酸化を抑制し、表皮レベルでの酸化ストレスを軽減する効果は認められており、頭皮環境ケア製品(育毛・白髪予防)や抗老化スキンケアへの配合根拠はここに求められる。元々は心臓病治療薬(ユビデカレノン)として承認された医薬品成分であり、日本では2004年以降に化粧品への配合が解禁された経緯を持つ。

安全性については、皮膚刺激性・感作性ともにほとんどなしとされ、稀なアレルギー報告を除けばリスクは低い。ビタミンE・ビタミンC・ナイアシンアミドなどとの相乗的な抗酸化効果が期待できる組み合わせとして知られる。他の高機能抗酸化成分(レチノール・アスタキサンチン等)と比較すると、化粧品として外用した際の実際の有効性は相対的に控えめで、「成分としての存在感よりも宣伝上の存在感の方が大きい」素材とも言える。

相性の良い成分

ビタミンE ビタミンC ナイアシンアミド

相性の悪い成分・混合注意

高濃度還元剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)