Ingredient Analysis

脂肪酸(C14-28)

成分 50件の商品に配合 ID: 1360
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名脂肪酸(C14-28)
慣用名・別名長鎖脂肪酸混合物
INCI名Fatty acids, C14-28
由来植物性,動物性,半合成
推奨配合濃度2〜15%
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +25
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数14〜28の脂肪酸混合物。ミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸・ベヘン酸・リグノセリン酸など多様な長鎖脂肪酸を含む。皮膚・毛髪への油性皮膜形成によるエモリエント作用が主体で、保湿・平滑化・補修効果を発揮。植物油や動物性脂肪由来が多く、炭素数が少ないほど常温液体、多いほど固体。18-MEAの構成成分としてキューティクルバリアとの関連も指摘される。

脂肪酸(C14-28)の解析

脂肪酸(C14-28)は、炭素数14(ミリスチン酸)から28(オクタコサン酸)までの脂肪酸を幅広く含む混合成分で、化粧品・ヘアケア製品に広く活用されている油性成分である。代表的な構成成分はパルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)、ベヘン酸(C22)などで、それぞれ常温での固液状態が異なり、配合比によって製剤のテクスチャーや使用感が決まる。

その主な作用は皮膚・毛髪への油性皮膜形成によるエモリエント効果で、水分蒸散を抑制して乾燥から守るバリア機能を補強する。毛髪においては、キューティクル表面をコーティングすることで指通りを向上させ、光沢を付与する効果が期待される。また、毛髪のキューティクル接着成分として知られる18-MEA(18-メチルエイコサン酸)は分岐鎖を持つ長鎖脂肪酸であり、この脂肪酸群との構造的な関連性から、ダメージ毛の修復サポートへの寄与も論じられている。

由来は植物油(オリーブ油・ヤシ油・大豆油など)や動物性脂肪(牛脂・豚脂・羊毛脂)、または石油合成など多岐にわたり、原料由来によって品質・純度・環境負荷が異なる点に注意が必要。天然由来のものは皮膚親和性が高いとされる一方、合成品は品質の均一性が高い。

日常的なたとえで言えば、「天然の保護膜」として肌や髪を包む役割に近く、乾燥・熱・摩擦から構造を守るコーティング剤のような存在である。クリーム・乳液・コンディショナー・ヘアトリートメントなど幅広い剤型で使用されており、配合量によって仕上がりのリッチさや重さが変化する。高炭素数の脂肪酸(C22以上)はコメドジェニシティへの注意が必要な場合があり、肌タイプや用途に応じた選択が求められる。

相性の良い成分

グリセリン セラミド ペンタデカン酸グリセリル パルミチン酸レチノール

相性の悪い成分・混合注意

強力な界面活性剤 高アルカリ製剤

脂肪酸(C14-28)を含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)