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アミノメイソン、というくらいですから、アミノ酸18種類を筆頭に実に さまざまなエモリエント成分が詰め込まれています。大半は保湿系の成分ですが、髪にコシを与えるようなケラチンやエルカラクトンのような成分も配合。
セラミドやキューティクル補修に強いクオタニウム-33も見られますね。 内容的にはかなり重厚な補修効果が髪に出られそうな予感をさせる構成となっています。
しかしながら、落とし穴も待っているんですね。
ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ジココニウムクロリドと並ぶのは、そう、
悪名高い4級陽イオン界面活性剤の面々です。
ステアルトリモニウムクロリド 4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。極めて刺激が強いので、髪にだけつけること。髪ダメージ部に吸着して補修。
ベヘントリモニウムクロリド 4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。極めて刺激が強いので、髪にだけつけること。髪ダメージ部に吸着して補修。しっとり系。
ジココジモニウムクロリド 4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。極めて刺激が強いので、髪にだけつけること。髪ダメージ部に吸着して補修。しっとり系。
この点だけを見ても、個人的にも仲の良い人にお勧めしようとは思わないタイプです。悪いこと言わないからやめておけ、っていうタイプです。
配合量自体は少なく見えますが、3種類あることや洗い流さない点を考えると、これらの成分の副作用をまともに食らうことになるのは請け合いでしょう。
その他のメリットを吹き飛ばすぐらいの懸念があると言い換えてもいいかもしれません。
さまざまな補修成分が配合され、紙にメリットがありそうな予感がする製品ですが、1級品と言えるような素材はなく、中程度の寄せ集めで最終的な感触をよくしようとした作り方のように感じます。アプローチとしてそのような製品は多いのですが、とくにリスクのある成分を安易に感触の演出のために用いてしまう点は賛同できません。
他に選択肢があるのであれば、避けることも賢明と言える選択肢です。