解析結果

Genos ジェノス ヘアクリーム 超しっとり

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

Genos ジェノス ヘアクリーム 超しっとり
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総合ランク

600個中 329

総合点

2.6
2.6

1mlあたり

3
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

56%以内
339位 / 599製品中
上位
Genos ジェノス ヘアクリーム 超しっとり解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2559 Amazonランク

@cosme 4.5 口コミ 87件

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収21件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 18件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.5 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
フェノキシエタノール・プロピルパラベン他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
70%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
40%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 21
植物エキス 0
コスパ
2.4
安全性
3.1
素材の品質
2.3
髪補修力
1.8
育毛力
2.0
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
2.3
ホワイトニング
3.0
保湿効果
2.9
スキンケア力
1.1
環境配慮
2.0
浸透力
2.3
即効性
2.3
持続性
3.0
ツヤ感
2.6
サラサラ感
3.2
優れた素材 0
注意素材 1

メーカー

柳屋本店

ブランド

Genos

容量

140ml

参考価格

417円

1ml単価

3円

JAN

4903018261677

ASIN

B000FQOS4I

発売日

2003年3月3日

ID

11502

シリーズ名

ジェノス

対象の髪タイプ

ダメージ毛・乾燥毛向け

pH値

弱酸性

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手のひらでのばし、髪に均一になじませます。半乾きの髪に使用すると素直で扱いやすく、乾いた髪に使用するとまとまり持続。毛先など乾燥してパサつきが気になる場合は、多めにつけるとうるおいが保たれます
広告を含みます。

商品説明

内容量:140g サイズ:63*193*40(mm) グレープシードオイル・アミノ酸配合、髪のうるおいを長時間キープする超しっとりヘアクリーム。
広告を含みます。

ANALYZEDGenos ジェノス ヘアクリーム 超しっとりの解説

カシミヤケラチンを入れても補修力が低い、その理由

解析チームです。柳屋本店のGenos ジェノス ヘアクリーム 超しっとり(140ml/417円)を成分データから読み解きます。ダメージ毛・乾燥毛向けと謳われる処方ですが、スタッツが示す数字は「使用感以外、ほぼ平均以下」という厳しい現実を映していました。

概要

総合点2.6点(平均3.0点比 −0.4点)。全21成分・775製品中のランキングデータと照合すると、突出して低い項目が3つ浮かびあがります。

スタッツ全項目スコア(5点満点 / 平均3.0)
使用感 3.1
保湿力 2.9
総合点 2.6
コスパ 2.4
エイジングケア力 2.3
配合成分のレベル 2.3
髪補修力 1.8
全体的な安全性 1.5
スカルプケア力 1.1
平均以上 やや物足りない 要注意 平均ライン 3.0

スカルプケア力1.1点は平均−1.9点全体的な安全性1.5点は平均−1.5点髪補修力1.8点は平均−1.2点とすべて「要注意」水準。唯一、使用感3.1点(平均+0.1点)だけが標準を超えています。ヘアクリームとしての「塗った瞬間の感触」は担保されているものの、成分処方の質・安全性・機能性の面では現行価格帯においても競争力が厳しい状況です。

21成分という構成は同カテゴリ平均と大差ありませんが、後述する防腐剤群の安全性スコアが全体評価を大きく引き下げています。

注目成分

ステアリン酸グリセリル(SE)── 乳化は得意、でもダメージ毛との相性に注意

EWGスコア4、コメドジェニック度3。「SE」とはSelf-Emulsifying(自己乳化型)の略称で、乳化剤として単独で水中油型を形成できる利便性の高い成分です。ただし、石鹸由来のアルカリ成分(ステアリン酸Na・K)を内包しているため、弱酸性(pH4.5〜5.5)を保ちたいダメージ毛のキューティクルには膨潤・剥離のリスクが伴います。成分間の注意情報にも「陰イオン界面活性剤との共存でリスクが増大」と記録されており、本処方に含まれるステアリン酸との組み合わせは留意ポイントです。

加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)── 高品質タンパク質の配合意図

カシミヤヤギ由来のケラチンは羊毛由来より繊維が細く、低分子化した際の毛髪キューティクルへの吸着親和性が高いとされています。日本化粧品技術者会(SCCJ)の研究報告でも、加水分解ケラチンのキューティクル皮膜形成によるコーミング摩擦の低減効果が確認されています。しかし、本成分のpH適正域は3.5〜7.0であるのに対し、上述のステアリン酸グリセリル(SE)が内包するアルカリ性との拮抗関係が処方上の矛盾を生む可能性があります。高品質原料を配合しながら処方全体でその効果が抑制されうる点は、処方設計上の課題といえます。

メチルグルセス-10 ── サラッとした仕上がりを担う現代型保湿剤

トウモロコシ由来グルコースのPEGエーテル。EWGスコア3で規制上の問題はなく、ベタつきを残さない軽い保湿感が特徴です。グリセリン・ヒアルロン酸と組み合わせると相乗的な保湿効果を発揮するとされますが、本処方にはグリセリンが含まれていないため、単独の保湿効果に留まります。使用感スタッツ3.1点(唯一の平均超え)には、この成分のサラッとしたテクスチャー寄与が一因として読み取れます。

プロピルパラベン/メチルパラベン ── 安全性スコアの主犯

プロピルパラベンはEWGスコア6(本処方中最高値)、メチルパラベンはEWG4。両成分ともGHS感作性1B物質(皮膚感作性の懸念あり)に分類され、さらに内分泌かく乱性(EDC)疑い成分として環境・安全性指標に記録されています。防腐剤としての有効性・使用実績は80年以上あり、CIRによる安全評価は「Safe as Used」ですが、全体的な安全性スタッツ1.5点(要注意)の最大要因がこの2成分である点は、データとして明記しておく必要があります。フェノキシエタノール(GHS感作性1Bに同分類)と3成分が同一カテゴリに集中しているのは珍しくない構成ですが、安全性を重視する選択肢との比較ではマイナス材料です。

オリーブ果実油+酢酸トコフェロール ── 少量ながら機能するエイジングケアペア

オリーブ果実油(EWG2)はオレイン酸約70〜80%と天然スクワレン・ビタミンEを含み、皮脂に近い組成で毛髪・頭皮への親和性が高い油剤です。酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)との組み合わせは、酸化安定性を補完しあう関係にあり、相乗効果も確認されています。エイジングケア力スタッツは2.3点(やや物足りない)にとどまりますが、この2成分が処方後半に配置されていることを考慮すると、配合量(推定1〜3%以下)では機能的な貢献度に限界があると判断されます。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感だけは平均超え
    メチルグルセス-10とエチルヘキサン酸セチルがベタつかないサラッとしたテクスチャーを実現。3.1点はスタッツ中唯一の平均以上。
  • カシミヤヤギ由来ケラチン配合
    この価格帯で動物性タンパク質に高品質なカシミヤヤギ由来を採用。理論上のキューティクル補修親和性は高い原料選定。
  • 生分解性0.70(中程度)は悪くない
    マイクロプラスチック成分は不使用。21成分平均の生分解性は環境負荷として許容範囲内。
デメリット
  • 安全性スタッツ1.5点は「要注意」
    GHS感作性1B成分が3種(フェノキシエタノール・プロピルパラベン・メチルパラベン)、EDC疑いが2種が同居。同価格帯でも防腐剤設計を見直した製品が増えている。
  • ダメージ毛向けを謳うのにキューティクルへの配慮が逆行
    ステアリン酸グリセリル(SE)のアルカリ性が、せっかく配合した加水分解ケラチンの効果を抑制する可能性。処方設計に矛盾。
  • スカルプケア力1.1点は775製品中でも最低水準
    頭皮環境に寄与する成分が事実上オリーブ果実油・酢酸トコフェロールの微量配合のみ。

注意点:プロピルパラベン(EWG6)とメチルパラベン(EWG4)はいずれもEDC(内分泌かく乱性)疑いが指摘されており、フェノキシエタノールと3成分すべてがGHS感作性1Bに分類されています。客観的データとして把握したうえで選択の判断材料にしてください。

まとめ

一言で言うと

2.6
総合スコア(5点満点)
平均 −0.4点
3.1
使用感
(唯一の平均超え)
1.1
スカルプケア力
(最大の弱点)
1.5
全体的な安全性
(要注意水準)
417
参考価格
(コスパ2.4点)

「使用感の良さだけが取り柄」の、正直な処方――それがこの製品の実像です。サラッとしたテクスチャーは確かに実現できていますが、それを担うのは高度な機能性成分ではなく、軽量エステルオイルと保湿ポリマーの組み合わせです。「ダメージ毛・乾燥毛向け」という訴求と、処方が示すデータの間には大きな乖離があります。

余談ですが、米国皮膚科学会(AAD)の発表によると、パラベン類の安全性については現在も議論が継続しており、特に複数のパラベン系防腐剤を組み合わせた製品での累積曝露量について引き続き研究が進んでいます。本品はメチルパラベン・プロピルパラベンのダブル配合であるため、頻繁な長期使用を想定するシーンでは一考の余地があります。

使用シーン別推奨度:

  • 週1〜2回のスタイリング補助(短期使用):使用感は機能するため、テクスチャー目的の軽い使用なら許容範囲
  • ダメージ毛の補修目的(毎日使用):髪補修力1.8点・安全性1.5点のデータから、この用途には推奨しにくい
  • 頭皮ケアを兼ねたい場合:スカルプケア力1.1点は同カテゴリ中でも最低水準。明確に用途外
  • 防腐剤フリー・低刺激処方を求める場合:GHS感作性1B成分3種・EDC疑い2種のデータから、別カテゴリの選択が合理的

口コミ件数が少なくトレンドの把握が困難な状況ですが、@cosmeスコア4.5/7.0(普通〜やや良い水準)という数値はスタッツの「使用感3.1点のみ平均超え」という評価と、おおむね一致した実態を反映していると考えられます。

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