カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン1件・経皮吸収35件
メーカー
イコリスブランド
ILUS容量
90ml参考価格
1980円1ml単価
22円JAN
4573543492992ASIN
B0HFMJ9G3K発売日
2026ID
11828製造国
日本シリーズ名
ILUS GLITTA対象の髪タイプ
ブリーチ毛・ハイダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
ILUS GLITTA 洗い流さない トリートメント ブリーチ毛 ダメージ集中補修 しっとり うるおう ケラチン配合イコリス
■ 総合3.34点|保湿力5点と安全性1.5点の二極化が判定を左右

洗い流さないトリートメント内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 7つ(EWG3以上: イソノナン酸エチルヘキシル(3)、イソプロパノール(6)、クオタニウム-18(4))
解析チームです。今回は『ILUS GLITTA 洗い流さないトリートメント ブリーチ毛 ダメージ集中補修』を見ていきます。
成分表には5種類のセラミドをはじめ、熱反応型の補修成分や複数の植物オイルが並び、保湿力は5.0点(平均3.0点)と圧倒的な水準に達しています。気になるのは「保湿力が5点満点なのに、なぜ安全性スコアは1.5点にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
保湿力・使用感は圧倒的な水準を誇る一方、安全性スコアは要注意レベルです。成分表の後半にEWGスコア6のイソプロパノール(工業溶剤として広く使われる成分)が確認でき、これが安全性評価を大きく引き下げています。
どちらもドライヤーやアイロンの熱を受けて、傷んだ毛髪ケラチンのアミノ基と共有結合を形成する植物由来の成分です。γ-ドコサラクトン(別名エルカラクトン)はシャンプー後も結合が維持される持続型の仕組みが特徴で、メドウフォーム-δ-ラクトンと組み合わせることで熱補修の角度が広がります。
ヒト角質層に天然存在するセラミドを5種類まとめて配合しており、それぞれが異なる構造でラメラ液晶(細胞間の脂質層)を補完し合います。保湿力5.0点(平均3.0点)という数値はこの多角的な配合が主な根拠で、複数のセラミドが同時に存在すると単独配合より水分蒸散を抑える効果が高まることが知られています。
旭化成が開発した「ペリセア」の名で知られる成分で、植物由来脂肪酸とアミノ酸からなる二鎖三親水基構造が毛髪内部への素早い浸透を可能にしています。配合リスト上では後半寄りの位置にあるものの、セラミドやパンテノール(プロビタミンB5)との相乗効果が確認されており、処方設計の意図が読み取れます。
セラミド5種・グリセリン・エクトイン(好塩性細菌由来の長時間保水成分)・パンテノール・複数の植物オイルと、保湿に働く成分が層を重ねるように配合されています。それぞれが吸湿・水分保持・油分補給の異なる役割を担っており、単一成分では届かない持続力を処方全体で補い合っている設計です。
前書きで触れた疑問への答えがここにあります。保湿成分の充実とは裏腹に、EWGスコア6のイソプロパノールとEWGスコア4の成分が複数(シクロペンタシロキサン・クオタニウム-18・ジココジモニウムクロリド)含まれており、安全性スコア1.5点(平均3.0点を大きく下回る)はこの組み合わせが押し下げています。口コミ件数がまだ集まっていない段階のため使用感との照合はできませんが、使用感スコア4.8点は処方上の保湿設計と一致しています。
一言で言うと、保湿・使用感は圧倒的に強いが安全性に課題がある商品です。ブリーチや繰り返しカラーでパサつきが気になる人が、「とにかく潤いを回復させたい」という目的で選ぶ場面には一定の合理性があります。
効果を引き出すコツは、タオルドライ後に毛先から中間部にかけて薄く伸ばし、そのままドライヤーの温風を当てることです。γ-ドコサラクトンとメドウフォーム-δ-ラクトンはどちらも熱を受けて初めて結合が形成されるため、自然乾燥では補修効果が十分に発揮されません。
余談ですが、旭化成の研究によるとジラウロイルグルタミン酸リシンNaはわずか1分間の接触で毛髪内部への浸透が確認されており、洗い流さないタイプへの配合は理にかなった選択といえます。まずは2週間、ドライヤー後の毛先の手触りの変化を観察してみてください。
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