カテゴリ:ボディソープ
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・経皮吸収24件
メーカー
丸紅株式会社ブランド
IFME(イフミー)容量
400ml参考価格
2080円1ml単価
5.2円JAN
4978530550769ASIN
B0CGH626B4ID
11869製造国
日本シリーズ名
IFMEボディウォッシュ対象の髪タイプ
敏感肌・乾燥肌向け詰め替え
あり発売年
2022年公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
IFME ベビーシャンプー 子供 全身 泡タイプ 保湿 ベビーソープ 敏感肌 無添加 国産 新生児 キッズ ボトル丸紅株式会社
■ 総合3.43点|洗浄成分の脱脂力と新生児訴求に乖離

ボディソープ内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 9つ(EWG3以上: 1,2-ヘキサンジオール(3)、EDTA-2Na(6)、PEG-32(3))
解析チームです。今回は『IFME ベビーシャンプー 子供 全身 泡タイプ』を見ていきます。
成分表の2番目に、一般的なシャンプーと同等以上の脱脂力を持つ洗浄成分が配置されています。気になるのは「新生児から使えると訴求する製品の洗浄成分は、本当に穏やかなのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合スコア3.43点の標準的な評価です。アミノ酸系の穏やかな洗浄成分を主軸に置きながらも、脱脂力の強い成分が2番目に続く構成で、「新生児から使える」という訴求と成分表の内容がすべて一致しているとは言えません。全身をまとめて洗える泡タイプの利便性は実用的ですが、洗浄力と肌バリアへの影響を意識したうえで選ぶ製品です。
ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸(アミノ酸の一種)から作られた洗浄成分で、成分表の1番目に登場します。皮膚と同じ弱酸性で働くため刺激が極めて低く、ベビー製品の主洗浄成分として適した選択です。単体では泡立ちが弱く、3番目に配置されたラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン(脂肪酸由来の多機能型両性界面活性剤)との組み合わせで泡質と増粘を補い合います。この二剤の相乗効果が、泡タイプとしての安定した使い心地を支えています。
ヤシ油・パーム油由来で石油系ではありませんが、洗浄力と脱脂力は一般的なシャンプーに多く使われるラウレス硫酸Naと同等以上です。成分表の2番目に位置し、EWGスコアは4です。起泡性に優れさっぱりした洗い上がりが得られますが、皮脂を過剰に取り除くことで肌のバリアを損ないやすいです。特に皮脂膜が薄い新生児や敏感肌の子どもへの毎日の使用では、この脱脂力が問題になる場合があります。
柿の果実から抽出した植物性タンニンで、加齢臭の原因物質であるノネナールの発生を抑える作用があります。抗酸化・収れん・防臭の3つの働きを持ち、同じく配合されているBGとの組み合わせで保湿環境を整えながら消臭効果を発揮する設計です。デオドラント製品での使用実績が豊富で、ベビーシャンプーへの配合は珍しく、赤ちゃんだけでなく成長期の子どもや家族全員での使用を想定した処方と考えられます。
気になる成分が複数あり、新生児・敏感肌への使用では知っておきたい情報があります。
また、コカミドDEAとフェノキシエタノールもGHS感作性1B物質に分類されており、防腐・増粘補助として含まれています。ポリクオタニウム-39はマイクロプラスチックを含む合成ポリマーです。一方、製品全体の生分解性の平均は0.71と易分解性の範囲にあり、成分全体の環境負荷は比較的低い水準です。
全体的な安全性は3.7点(平均3.0点)で、やや良い水準です。ココイルグルタミン酸TEAを主洗浄成分に置き、防腐剤には抗菌補助作用のある1,2-ヘキサンジオールとフェノキシエタノールを組み合わせています。EWGスコア1〜2の乳酸Naやアルギニンが中盤に並び、安全実績のある成分の比率が全体のスコアを引き上げています。洗浄成分の一部に懸念があっても、保湿系・防腐系の成分の選択が安全評価全体を底上げする結果となっています。
スキンケア性能(スカルプケア力・スキンケア性能)は2.0点(平均3.0点)で、全評価項目で最も低い水準です。ツバキ種子油やアルガンオイル、セラミドの前段階となる脂質成分(糖脂質)は配合されていますが、いずれも成分表の中ほど以降に登場しており、配合量は限られると考えられます。洗い流す製品として肌に留まる時間も短く、スキンケア効果が出にくい構造です。冒頭の「洗浄成分は本当に穏やかか」という問いへの答えもここにあります。1番目のココイルグルタミン酸TEAは穏やかでも、2番目のオレフィン(C14-16)スルホン酸Na(EWGスコア4)は脱脂力が強く、成分表全体を見ると「新生児向けの完全な低刺激処方」とは言い切れません。
この製品でひとつ際立つのは、カキタンニンという消臭成分の配合です。加齢臭の原因物質の発生を抑える成分をベビーシャンプーに取り入れることで、赤ちゃんだけでなく成長期の子どもや保護者も含めた家族全員での使用を想定していると読み取れます。全身ケアをひとつにまとめたい家庭には合った設計です。
洗浄成分の選択はもう少し慎重に見る必要があります。アミノ酸系のやさしい成分が先頭に立っていても、すぐ後ろに脱脂力の強い成分が続く配置は、肌バリアが未発達な新生児への毎日使いには少し負担が大きいです。「無添加・国産・新生児対応」という表示は製品の方向性を示していますが、成分表の2番目に何が来るかを確認する習慣が、製品選びの精度を高めます。
子どもが少し大きくなり体臭が気になりだした段階からが、この製品の処方がもっともよく合う時期だと考えます。乳児期と幼児期では選ぶ製品の基準が変わることを、この成分表は教えてくれています。
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