解析結果

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)モイスチュアコントロール ヘアパック W

カテゴリ:トリートメント

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)モイスチュアコントロール ヘアパック W
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総合ランク

2039個中 2012位

総合点

1.45
1.45

1mlあたり

4.4円
コスパ
1.0

カテゴリ内順位

99%以内
2,013位 / 2,034製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 727位 Amazonランク

@cosme 4.8点 口コミ 210件

SAFETY成分安全性リスク

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 4件 内分泌かく乱性 1件 経皮吸収 41件
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ PG(4)、アモジメチコン(3)、イソプロパノール(6)、エタノール(3)、ジココジモニウムクロリド(4)、ジメチコン(3)、セテス-20(4)、トリエチルヘキサノイン(3)、ポリクオタニウム-7(3)、メチルパラベン(4)、ラウレス-23(4)、ラウレス-4(4)、ラウレス硫酸Na(6)、安息香酸Na(3)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
5/100低
EWG スコア33成分の平均・低いほど安全
最高 6
2.4/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 33成分
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B4件
ジココジモニウムクロリド、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
1件
メチルパラベン
生分解性高いほど良い
69%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
40%中リスク

SCORE解析スコア一覧

41成分数
2植物エキス
0優れた素材
1注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

4.7/5
No.1 即効性
4.3/5
No.2 持続性
4.1/5
No.3 浸透力

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

ホワイトニング
3.0
安全性(総合)
2.7
髪補修力
1.3
育毛力
1.3
コスパ
1.0
使用感の良さ
0.8
環境配慮
0.7
サラサラ感
0.5
保湿効果
0.4
ツヤ感
0.2
素材の品質
0.0
エイジングケア
0.0
スキンケア力
0.0
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
広告を含みます。
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ANALYZEDSTEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)モイスチュアコントロール ヘアパック Wの解説

乾燥毛向けのヘアパックに洗浄成分が入っているのはなぜか

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)モイスチュアコントロール ヘアパック Wコーセー

■ 総合1.45点|洗浄成分が混在する乾燥毛向けヘアパック

STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル)モイスチュアコントロール ヘアパック W

トリートメント内の順位

2,039個中2,012位

上位 99%(下位グループ)

安全性の判定

注意が必要な成分 14つ(EWG3以上: PG(4)、アモジメチコン(3)、イソプロパノール(6))

解析チームです。今回は「STEPHEN KNOLL モイスチュアコントロール ヘアパック W」を見ていきます。

総合点は1.45点(平均3.0点)と低く、補修向きの成分を含みながらEWGスコア6の成分も2つ混在しています。気になるのは、乾燥毛向けのヘアパックに洗浄成分が配合されているのかという点です。答えは成分表にあります。

結論から

総合評価は「要注意」水準です。配合成分のレベルは0点(平均3.0点)と大きく下回り、セラミドやアルガンオイルなど補修向きの成分は含みながらも、乾燥毛のヘアパックとして整合しない成分が混在しています。なお、2026年3月に後継品(モイスチュアシルクシリーズ)へリニューアル済みの旧品です。

  • コンディショニング効果を求める人:主要なカチオン成分が成分表の7番目と高い位置に配合されており、指通りのなめらかさは一定期待できます。
  • 油分で髪表面をコーティングしたい人:アルガンオイルやホホバオイルが配合されており、しっとり重めの仕上がり感が出やすい処方です。
  • 頭皮が敏感な人:GHS感作性1B成分が4つ含まれており、頭皮への接触は避けた方が無難です。

注目の成分3つ

ベヘントリモニウムクロリド(髪の表面に吸着してなめらかにする成分)

成分表の7番目に位置し、このヘアパックのコンディショニング機能の中心を担っています。損傷した髪の表面はマイナスに帯電しており、この成分のプラス電荷がその部分に引き寄せられ、薄い保護膜を作ります。油脂成分と組み合わさることで乳化安定性が高まり、流した後に「しっとりまとまる」と感じる仕上がりに最も寄与しています。ただし頭皮に付くと刺激になるため、根元を避けて毛先中心に使うことが前提の成分です。

髪の表面 +++++++ ① 帯電する ② 吸着する ③ なめらか 傷んだ髪の表面がマイナスを帯びる プラスの成分が引き寄せられて吸着 膜で表面を覆い、指通りがなめらかに
カチオン界面活性剤の吸着傷んだ髪はマイナスに帯電。プラスの成分が引き寄せられて表面を覆い、なめらかにします。すすぎの時点できしまず、乾かした後は指通りがなめらかになります。

セラミドNG・NP(髪の内側の脂質層を補う成分)

ヒト皮膚にも存在するセラミドの2種が配合されています。髪のキューティクル同士をつなぐ脂質層を補い、乾燥による水分の蒸発を内側から抑える働きがあります。コレステロールとの組み合わせで細胞間脂質のバリア機能を補強する設計になっており、相乗効果が期待できます。ただし成分表の後半に登場するため配合量は限られており、髪補修力スコアが1.3点(平均3.0点)に留まる背景のひとつとなっています。

髪の内部 髪の細胞髪の細胞 抜けた穴 セラミド ① 抜ける ② はさむ ③ 保つ セラミドが抜け、穴から水分が逃げる セラミドが穴に戻り、層がそろい出す 層が水分をはさみ、逃がさず保つ
セラミドのラメラ構造セラミドが層状(ラメラ)に並び、その層の間に水分をはさんで逃がしません。乾燥によるパサつきが減り、しっとり感が長く続きます。

ラウレス硫酸Na(皮脂を強力に取り除く洗浄成分)

シャンプーの主洗浄成分として使われるアニオン系界面活性剤で、EWGスコア6・GHS感作性1Bに分類されます。ヘアパックへの配合は一般的ではなく、乾燥毛向けという製品設計との整合性が問われます。過剰な脱脂作用により、髪の表面の水分・油分を奪う方向に働く可能性があります。同じ処方にあるセラミドやアルガンオイルの効果と逆方向に作用する懸念があり、この成分の存在が配合成分レベル0点という評価に直結しています。

安全面で見ておくこと

  • ラウレス硫酸Na(EWG:6、GHS感作性1B):過剰な脱脂作用で頭皮と髪を乾燥させるリスクがあります。乾燥毛向け製品への配合は特に注意が必要で、頭皮への直接接触は避けてください。
  • イソプロパノール(EWG:6):工業用途での使用が主な有機溶剤で、皮膚の脂分を奪ってバリア機能を低下させる可能性があります。頭皮が敏感な場合は特に接触を避けることが安全です。
  • メチルパラベン(GHS感作性1B、内分泌かく乱物質疑い):防腐剤として配合されており、長い使用実績があります。内分泌かく乱物質(EDC)の疑いが報告されており、長期継続使用には注意が必要です。

スコアの内訳

髪補修力が高い理由

髪補修力は1.3点で、この商品の中では最も高いスコアです(平均3.0点との差は-1.7点)。ベヘントリモニウムクロリドが成分表の7番目と主要な位置に配合されており、カチオン性の吸着力でダメージ部位を保護する働きが評価されています。セラミドNG・NPとコレステロールの組み合わせも細胞間脂質を補う設計として評価されています。ただし補修成分の多くが成分表の後半に固まっており、配合量の限界が1.3点という数値に表れています。@cosmeスコアは4.8/7.0(7点満点)と中程度で、成分解析の評価と近い水準といえます。

全体的な安全性が低い理由

全体的な安全性は-0.1点です(平均3.0点)。乾燥毛向けのヘアパックとして整合しないラウレス硫酸Na(EWG:6)とイソプロパノール(EWG:6)の2成分がスコアを大きく引き下げています。前書きで置いた疑問への答えは「洗浄成分が配合されている」です。GHS感作性1B成分が4つ重なっていることも、乾燥毛・敏感頭皮の人への適合性という点での評価を厳しくしています。補修向きの成分を配合しながら、その働きと逆方向の成分が同じ処方に入っているという構造が、総合点1.45点という評価に凝縮されています。

まとめ

補修向きの成分を複数そろえながら、その効果を打ち消す方向の成分が同じ処方に混在している一本です。髪の表面をなめらかにするコンディショニング成分や乾燥を内側から抑えるセラミドが配合されているにもかかわらず、ラウレス硫酸Naという洗浄成分が同居しています。乾燥毛ほど避けたい脱脂作用を持つ成分が乾燥毛向けの製品に入っている、この食い違いが評価の低さの核心です。

工夫できる使い方があるとすれば、頭皮を避けて毛先だけに塗り、長時間置かずに流すことです。頭皮への接触時間を短くすることで刺激をある程度抑えられますが、処方の問題は使い方では直せません。

同ブランドは2026年3月にリニューアル済みで、この商品は旧品に当たります。新ラインを選ぶ際には、乾燥毛向けという説明と配合成分の方向性が一致しているかを確認するひと手間が、後悔しない選択につながります。

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