カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性6件・アレルゲン5件・経皮吸収37件
メーカー
ステラシード株式会社ブランド
エイトザタラソ容量
100ml参考価格
1539円1ml単価
15.4円JAN
4589919563678ASIN
B08HNFSPFK発売日
2022年11月9日ID
11494製造国
日本シリーズ名
バランシングセラム&スムースリペア対象の髪タイプ
ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。「するん髪」を謳うエイトザタラソの美容液ヘアオイル、スムースタイプを解析しました。配合成分レベルと使用感は圧倒的な評価を記録する一方、安全性と補修力のスコアに注目すべきギャップが存在します。成分表の並び順から、その設計意図を読み解きます。
解析ドットコムのスタッツでは配合成分レベル5.0点・使用感5.1点と、平均3.0点を大幅に上回る圧倒的なスコアを記録。一方で髪補修力2.1点・スカルプケア力1.9点・全体的な安全性2.4点はいずれも「要注意」水準です。保湿力は4.3点と優秀なスコアを示しており、補修よりも「保湿とコーティングによる即時感触改善」に特化した設計と読み解けます。口コミ969件・評価4.6点(5点満点)という市場評価はこの"使用感重視の設計"を肯定しています。
特筆すべきは成分レベルと補修力スコアの乖離です。成分表の先頭はシクロペンタシロキサン・ジメチコンという揮発性・非揮発性シリコーンが占め、補修系成分(メドウフォーム-δ-ラクトン、イソステアロイル加水分解コラーゲン等)は配合順で中位以降に位置します。これは「補修成分の種類の豊富さ(成分レベル5.0)」と「補修成分の配合量(髪補修力2.1)」が必ずしも一致しないことを示す典型例です。
余談ですが、コスメティクス研究者らによる処方設計論文によると、ヘアオイルにおける有効成分の実効性は「種類」よりも「配合順位と濃度」が決定的要因とされています。成分表の上位5番目以降に登場する補修成分は、実際には数%以下の配合にとどまる可能性が高い点は押さえておきたいポイントです。
北米原産メドウフォーム種子油由来のラクトン誘導体で、本処方における補修の核となる成分。加熱(ドライヤー使用時)によって毛髪ケラチンのアミノ基と共有結合(アミド結合)を形成し、キューティクル代替保護膜を構築します。植物由来で生分解性0.80と環境負荷も低く、EWGスコアも規制対象外の安全成分。ただし強アルカリ剤・還元剤と共存すると結合形成が阻害されるため、パーマ・縮毛矯正後の直後使用は有効性が低下する可能性があります。また、本成分の実力を引き出すにはドライヤーの熱が不可欠な点は見落とされがちな仕様です。
本処方で評価したい処方設計上の巧みさがこの組み合わせです。セラミドNG(EWG1、医薬部外品原料規格収載)はヒト皮膚の細胞間脂質に存在するセラミド2型そのものであり、毛髪CMC(細胞膜複合体)の補修に機能します。これにコレステロール(経皮吸収リスク0.75)が協働し、さらにラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)がセラミド類似構造としてキューティクル間隙を補完。3成分が異なる作用機序でCMCに働きかける多層アプローチは、同価格帯ではやや珍しい処方設計です。レシチン(経皮吸収リスク0.40)の乳化作用により、これらの脂質成分の毛髪内部への浸透が補助される点も見逃せません。
スイス産希少リンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞を培養して得られる植物バイオテクノロジー成分。ヒト皮膚幹細胞の活性化と細胞寿命延長効果については、Mibelle Biochemistry社の研究データで毛母細胞・メラノサイトへの作用が報告されています。EWGスコア1・生分解性0.90と安全性・環境負荷の面でも優秀。1,539円という価格帯にこの成分が処方されている点は、エイジングケア力3.6点(平均+0.6点)のスコアを下支えする要因として評価できます。
どちらも天然タンパク質に疎水性の分岐脂肪酸(イソステアリン酸)を結合させた両親媒性改質タンパク質で、従来の加水分解タンパク質が苦手とした「皮脂との相溶性」と「持続性」を改善した次世代型補修剤です。コラーゲン由来はキューティクル間隙への選択的吸着によるケラチン欠損部の補填、シルク由来はグリシン・アラニン・セリンの豊富なアミノ酸組成による柔軟な皮膜形成と役割が分化。東京大学生産技術研究所の界面化学研究によると、加水分解シルクペプチドはケラチンβシートとのアミノ酸配列親和性により毛髪表層へ優先的に吸着することが確認されています。ただし配合順位が中位以降であり、絶対量は限定的と推察されます。
香りの設計として複数の精油が配合されていますが、安全性の観点から無視できない集中があります。全成分38種のうち6成分がGHS感作性1B(感作性物質)に分類されており、具体的にはセージ油・ダイウイキョウ油・フェノキシエタノール・ベチベル根油・マヨラナ葉油・ラベンダー油が該当します。このうちセージ油(EWG4)は主成分のα-ツヨン・β-ツヨン(合計30〜50%)に神経毒性があり、CIR評価も「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまります。ベチベル根油はEWG5と本処方中最高スコア。ラベンダー油・マヨラナ葉油・セージ油のいずれもEWG4であり、EU規制ではリナロール・酢酸リナリルはアレルゲン表示義務対象です。安全性スコア2.4点(要注意)の主因がこの精油集中にあることは成分データから明白です。
相乗効果マップ:注目の組み合わせ
CMC多層補修
セラミドNG
コレステロール
ラウロイルグルタミン酸ジ
浸透補助チェーン
レシチン
有効成分群
角質層深部
感作リスク集中
セージ油
ラベンダー油
マヨラナ葉油
ベチベル根油
ダイウイキョウ油
メリット
デメリット・注意点
「補修力の高さより、感触設計の完成度を買う製品」
成分レベル5.0という数字は、配合成分の"種類の豊かさ"を示しています。リンゴ果実培養細胞エキス・セラミドNG・両親媒性加水分解タンパク質など、確かに高機能成分が並ぶ処方です。しかし成分表冒頭を占めるのはシリコーン類であり、有効補修成分の配合量は限定的と推察されます。使用感5.1点・保湿力4.3点という高評価は、このシリコーン多重コーティングが生み出す"するん感"と即時保水効果が直接反映されたものと分析できます。
精油6成分のGHS感作性1B集中が安全性スコア2.4点の主因であり、香り設計のリッチさとのトレードオフとなっています。口コミ4.6点という高評価は使用感・香りへの満足度と一致しており、補修効果への言及は評価ほど多くない傾向が見られます。
使用シーン別推奨度: