解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アミノマスターブランド名
AMINO MASTER容量
100ml参考価格
748円1mlあたり
7.5円JANコード
4944134030334KaisekiID
7632全成分
まるでアミノ酸系コンディショナーのような内容になっていますが、シャンプーとしてきちんと働くか、という観点においてはちょっと、いやかなり物足りない。
というのも、ココイルグルタミン酸TEAほぼオンリーなベースですので、間違いなく泡立ちが不安ですし、しっとりしすぎる印象です。
しっとりを超えて、ベタッとした感じに近いでしょう。
通常ではココイルグルタミン酸TEA単体では上記のようなデメリットがあるので、補助洗浄剤を加えてバランスを取るのが普通です。
しかし、ココイルグルタミン酸TEA単体なんですね。これではあまりにも感触が重く、他のエモリエント成分も重なり重苦しい使用感となること間違いなしです。
アミノ酸、はちみつ、ヒアルロン酸等々、とにかく保湿・エモリエント素材を詰め込んだ内容で、たしかにモイストリッチな感じだし、アミノマスター!と言われても分からなくはないシャンプーにはなっています。
ところが、やはりバランスが悪いですね。
まるでコンディショナーやトリートメントのような潤滑性をもたらす一方で、洗浄力はかなり乏しく、それ以上に洗った感がない洗浄剤です。
ココイルグルタミン酸TEAだけでも十分弱々しいのに、ラウリルピリジニウムクロリドというカチオン界面活性剤まで配合されていますね。
殺菌剤、抗菌成分として配合されているのでしょうが、無駄に殺菌力強すぎるし、洗浄剤の洗浄効果を無駄に弱らせる面もあり、一体何がしたいの?という感じの内容です。
これは簡単に言えば、シャンプーにトリートメントをそのまま混ぜたようなもので、良い部分を打ち消し合ってしまう、というデメリットを無視したような感じです。
何でも100%!と謳うとバランスを欠きがちなのは世の常です。
植物成分100%とか、純石鹸とか、100%それだけ、というのは品質が高いということではないということを知るべきでしょう。
このシャンプーにしても、アミノ酸100%みたいな処方にしたかっただけで、シャンプーとしてクオリティが高いものを作ろうという感じではなかったんだな、と思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。