Ingredient Analysis

安息香酸

成分 50件の商品に配合 ID: 3612
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-25

安全性
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素材の品質
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使用感
基本情報
成分名安息香酸
医薬部外品名安息香酸
慣用名・別名ベンゾイン酸
INCI名Benzoic Acid
化学式C7H6O2
分子量122.12 Da
由来植物性,合成
推奨配合濃度0.1〜0.5%
適正pH域3〜7
EWGスコア4/10
EU規制Annex III制限あり
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
安息香酸の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

安息香酸は芳香族カルボン酸に属する防腐剤成分。天然ではバルサム樹脂や果実に存在し、化粧品・食品分野に広く使用。抗菌・防腐効果を目的として配合されるが、皮膚刺激性・感作性のリスクがあり、EU規制で濃度制限を受ける成分。

安息香酸の解析

安息香酸(Benzoic Acid)は、ベンゼン環にカルボキシ基(−COOH)が直接結合した最もシンプルな芳香族カルボン酸であり、化粧品・食品・医薬品分野で古くから防腐剤として利用されてきた成分です。

天然では安息香(ベンゾイン樹脂)や各種果実・種子中に遊離酸または塩・エステル形態で存在しており、由来としては天然にも半合成品としても製造されます。化粧品への配合目的はほぼ防腐・抗菌に限定されており、pH 2.5〜4.5程度の酸性域で最も有効に機能します。中性・アルカリ性では非解離型が減少し、抗菌力が著しく低下するため、pH管理が重要です。

安全性面では、皮膚刺激性や皮膚感作性(アレルギー)のリスクが報告されており、特にアトピー性皮膚炎や過敏肌を持つ消費者への注意が必要です。EUではAnnex IIIに収載され、rinse-off製品で2.5%、leave-on製品で0.5%の濃度制限が設けられています。日本でも化粧品成分基準に収載されており、配合濃度に上限があります。パラベン類と比較すると刺激性がやや高く、近年は消費者の「パラベンフリー」指向から安息香酸Naなどの塩形態とともに採用が増えていますが、いずれも懸念成分として認識されています。

保湿・補修・育毛など機能的なベネフィットはほぼなく、配合上の存在意義は製品安定性の維持のみです。環境負荷については生分解性は比較的良好とされます。

相性の良い成分

ソルビン酸 パラベン

相性の悪い成分・混合注意

アルカリ成分 酸化剤

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