Ingredient Analysis

トコフエロール

成分 50件の商品に配合 ID: 1106
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名トコフエロール
医薬部外品名dl-α-トコフェロール
慣用名・別名ビタミンE
INCI名Tocopherol
化学式C29H50O2
分子量430.71 Da
由来植物性
推奨配合濃度0.1〜1.0%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 医薬部外品承認成分
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ビタミンEの総称であるトコフェロール(主にα-トコフェロール)。強力な脂溶性抗酸化剤として細胞膜の脂質過酸化を抑制し、活性酸素を除去。毛細血管拡張・血行促進作用により頭皮・皮膚の新陳代謝を促進。育毛効果・抗老化効果も期待される。植物油由来で安全性が高く、酸化防止剤としても製剤安定化に貢献。

トコフエロールの解析

トコフェロール(ビタミンE)は、脂溶性ビタミンの一種で、化粧品・ヘアケア分野における代表的な抗酸化成分である。α・β・γ・δの4種類があり、化粧品には主にα-トコフェロールが使用される。黄色〜淡黄褐色の粘稠液体で、水に不溶、油脂・アルコールに易溶という性質を持つ。

作用機序の核心は脂質過酸化の連鎖反応を遮断する能力にある。細胞膜を構成する不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化されると老化・炎症が促進されるが、トコフェロールはこのラジカル連鎖反応をフリーラジカルスカベンジャーとして途中で遮断する。この機序は、製剤中の油性成分の酸化劣化を防ぐ「抗酸化防腐的役割」にも応用され、製品の品質保持にも貢献する。

ヘアケアにおいては、頭皮の毛細血管を拡張して血行を促進し、毛母細胞への栄養供給を改善することで育毛・発毛をサポートする。また酸化ストレスから毛根・頭皮細胞を守ることで、健全な毛髪成長サイクルの維持に寄与するとされる。スキンケア的観点では、ターンオーバー促進・くすみ改善・抗老化効果が期待できる。

類似成分である酢酸トコフェロール(トコフェリルアセテート)と比較すると、酢酸エステル型は安定性が高い一方で皮膚上で酢酸を外して初めて活性体になるため即効性ではやや劣る。トコフェロール(フリー体)は即効性に優れるが、酸化されやすいというトレードオフがある。一種の「封蝋と手紙」の関係に例えられ、フリー体は手紙そのもの、酢酸エステル体は封筒に入れて届ける形に近い。

植物由来・体内にも存在する成分として安全性は非常に高く、EWGスコアも低い。日本では医薬部外品の有効成分としても認められており(フケ・かゆみ防止、肌荒れ防止)、信頼性の高い多機能成分と評価されている。

相性の良い成分

アスコルビン酸 セレン グルタチオン

相性の悪い成分・混合注意

鉄塩 銅塩

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