解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アミノマスター Amino Master(アミノマスター) シャイニースムース シャンプー ピオニー&ローズブランド名
アミノマスター容量
100ml参考価格
748円1mlあたり
7.5円JANコード
4944134030327KaisekiID
7633全成分
アミノ酸系シャンプーとしては可もなく不可もなく、ややさっぱり系で使いやすいことは使いやすい。
しかし、品質が際立って高いというほどではありません。
しかし問題なのは、ものすごいリスクを抱えているところ。
最悪ハゲるのでは?というのは冗談ではなく、実際にこうしたシャンプーで起きた事実があるからです。
アミノ酸系シャンプーとしての洗浄剤は普通に悪くありません。しかし、ジココジモニウムクロリドという成分が洗浄剤ベースに含まれているのをお気づきでしょうか。
ジココジモニウムクロリドは4級カチオン界面活性剤という種類で、トリートメントやコンディショナーのベース成分の一種です。
洗濯でいえば柔軟剤にあたります。
この成分、髪のダメージ部分に吸着してサラッとした感触にしてくれるのですが、肌につけると危険この上ない特性を持っています。
ラウリル硫酸ナトリウムを超えるタンパク変性作用を持ち、さらに洗浄剤とは逆にくっつく特徴を持つため、悪影響が長続きします。
そして、4級カチオン界面活性剤は脱毛剤としても活躍している成分なため、単にハゲるという現象を起こすリスクがあります。
脱毛剤を頭に塗ったら、ハゲるのは当然ですよね。それに限りなく近い行為をするようなものです。
とはいえ、カチオン界面活性剤単体で塗るのと、洗浄剤とカチオン界面活性剤がミックスされているのでは状況が少々違います。
洗浄剤(アニオン界面活性剤)とカチオン界面活性剤がミックスされると、簡単にいえばコーティング成分みたいなものが発生して髪にくっつくんですね。
これが皮膜となって、トリートメントをしたような感触を得られる、というわけです。
これを狙ってカチオン界面活性剤を配合するシャンプーも実際なくはないのですが、前述したようにリスクはシャレにならないものとなっています。
ましてや、このシャンプーのようにあからさまに配合量が多いと、それだけリスクは急上昇しますので、基本的にオススメできません。
このシャンプーについては洗浄剤やコンディショニング成分にどんなものが含まれるか、といった話以前の問題で、リスクがあまりに大きいので単純にもっと安全なものを選ばれるべきである、という結論になります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。