肌には優しい、しかしトリートメントとしては無能に近い。

ちょっと辛辣な言い方ですが、実際にそうなんだから仕方なし。

カチオン界面活性剤がマイルドですよ、でもヘアケア性能は低いです、ってそんな感じなら徹底的にマイルドにするか、マイルドだけどヘアケア効果が高いか。工夫があってなんぼというのがマイルド系トリートメントの醍醐味だと思うんですがね。

シンプルに使いみちあるの？っていう仕上がりで残念です。

適合するタイプはダメージレスな肌が弱い人？

基本的に髪のダメージをどうこうする能力は低いので、特に髪はいたんでないけど使っておきたい、肌に優しいことがもっとも重視する項目である、という方であれば良いかと思います。

しかし、ベースのビスアミノプロピルジメチコンはビルドアップ性が高いので、使えば使うほどツヤもタッチも悪くなることが予想されます。

非常に中途半端にマイルド路線で作っておいて、髪のケアは超テキトーといった内容とも言えますので、このクオリティで満足を得るのは困難な話といえるでしょう。

添加剤まわりも細かいところですがクオリティが低いのは明らかで、お値段以上に安っぽいということが言えると思います。