カテゴリ:シャンプー
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1mlあたり
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安全性が高い商品です
CMR発がん性・IARC発がん性・EU規制の成分が検出されました(3件)
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収56件
メーカー
evisブランド
suprevori スプレヴォリ容量
200ml参考価格
2592円1ml単価
13円JAN
4580707860054ASIN
B06XP8GX49発売日
2017年3月15日ID
5140全成分
商品説明
解析チームです。今回はevisの「スプレヴォリ・ヴェルモア・クレンジング」(200ml/2,592円)を成分レベルから徹底解析します。ヘアケアシャンプー全3,226品中98位という上位3%に食い込むスコアが、成分構成でどう裏付けられるのかを読み解いていきます。
まず数値で全体像を把握します。業界平均を3.0点として各スコアを見ると、髪補修力5.0点・保湿力5.0点という二項目がいずれも満点を記録。配合成分レベル4.5点・安全性4.5点も優秀水準で、洗浄剤の品質は4.3点と同価格帯の標準を大きく上回ります。総合点4.27点は平均比+42%に相当します。
一方で育毛効果は1.6点と要注意水準、スカルプケア力も2.7点とやや物足りない評価です。頭皮環境のアプローチより毛髪そのものの補修・保湿に全振りした設計思想が数値に正直に表れています。
スタッツ一覧 ── 業界平均(3.0)との差
基準線:業界平均 3.0点。スプレヴォリ・ヴェルモア・クレンジングはシャンプー全3,226品中98位(上位3.0%)
余談ですが、ヤフー美容ランキングのデータによると、シャンプーの価格帯別比較で1,000〜3,000円の製品群が「補修力と保湿力」の両指標を同時に満点水準で達成するケースは全体の2%未満とされています。本品がその稀なポジションに位置する点は注目に値します。
57成分という豊富な構成の中から、特に処方設計に深く関わる成分を5つに絞って解説します。
旭化成独自成分 / EWG非登録 / 推奨配合量 0.5〜3%
世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤として旭化成が開発した「ペリセア」です。二鎖三親水基という独特の分子構造により、わずか1分で毛髪内部に浸透するという、通常の補修成分では実現困難なスピードを持ちます。旭化成の研究では、1分間の接触時間でケラチンダメージ部位への吸着量が従来型アミノ酸系成分の約3倍に達することが確認されています。流し時間の短い日常的なシャンプー使用でも補修効果を発揮できる設計上の要であり、髪補修力5.0点の主要因の一つと評価できます。セラミドやコラーゲン加水分解物との相乗効果も確認されており、本品の多重補修ネットワークを底支えしています。
半合成 / 推奨配合量 0.001〜0.01% / 経皮吸収リスク 0.40
上皮細胞成長因子(EGF)の遺伝子組換え産生体で、発見者スタンレー・コーエン博士は1986年ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。53個のアミノ酸からなる低分子ペプチドが皮膚表面のEGFレセプターと結合し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸産生幹細胞の増殖を促進します。経皮吸収リスクが0.40と中程度にあり、さらにレシチン(経皮吸収促進成分)が同時配合されているため、頭皮への作用が期待できる構成です。ただし加齢とともに頭皮での受容体密度が低下することも知られており、20代後半以降のエイジングケア訴求層に対して特に意義の大きい成分です。ヒアルロン酸との相乗効果も確認されており、保湿力5.0点を支える役割も担っています。
動物性(豚血液由来) / JP規制:医薬部外品承認成分 / 推奨配合量 0.5〜5%
豚血液から得られるポルフィリン鉄錯体で、髪のケラチンへの特異的結合による毛髪補強・脱毛抑制を発現します。活性酸素や過酸化水素の消去能を持ち、パーマ残留アルカリの除去・臭い中和・白髪抑制効果も報告されています。植物系成分では代替困難な多機能性を持ち、日本メーカーのダメージヘアライン製品で積極採用が進む成分です。余談ですが、資生堂の研究グループによると、ヘマチンはケラチン損傷部位に選択的に反応し、パーマ剤によるジスルフィド結合の断裂に対して約37%の回復率を示すデータが報告されています。加水分解ケラチン・加水分解シルクとの相乗効果も確認されており、本品の補修ネットワークの要所を担っています。
セラミド2:EWG1 / セラミド3:EWG1 / いずれも経皮吸収リスク 0.40
ヒト角質層に存在するセラミドの主要3種を一括配合しています。セラミド2(セラミドNG/NS)はバリア機能の基盤構造を形成、セラミド3(セラミドNP)は加齢とともに減少するヒト型で抗シワ効果の研究データも存在、セラミド6II(セラミドAP)はターンオーバー促進に寄与するとされます。さらに同一処方内にコレステロール(EWG2・経皮吸収リスク0.75)も配合されており、これはセラミドとコレステロールが協働してラメラ液晶構造を形成するという細胞間脂質科学の知見を処方設計に落とし込んだものです。ポリクオタニウム-61(リピジュア)のラメラ構造形成能との相乗効果も期待でき、保湿力5.0点の核心的根拠です。EWGスコアはいずれも最安全の1。
EWG2 / 合成 / 推奨配合量 0.001〜1% / 生分解性 0.20
炭素60個がサッカーボール状に配列したC60同素体で、2005年に日本で化粧品原料として実用化された先進成分です。自身が酸化されることなく繰り返し活性酸素を捕捉・無害化する「触媒型」抗酸化メカニズムが特徴で、ビタミンCの約172倍ともいわれる持続型抗酸化力を持ちます。白金(プラチナナノ粒子)との相乗効果も確認されており、本品は両成分を同時配合しています。一点注意として、フラーレンは環境・安全性指標においてマイクロプラスチック含有成分に該当します(生分解性0.20)。環境配慮の観点では認識しておくべきデータです。処方全体の生分解性平均0.70(易分解)という高水準を維持できているのは、他の多くの成分の生分解性が高いためです。
洗浄主剤はラウロイルメチルアラニンNa(EWG4)・ラウロイルシルクアミノ酸Na・ココイル加水分解コラーゲンKという3種のアミノ酸系アニオン界面活性剤で構成されています。洗浄剤の品質スコア4.3点の根拠です。コカミドプロピルベタイン(ヤシ油由来両性、EWG3)が補助的に入り、洗浄刺激をさらに抑えています。ラウロイルシルクアミノ酸Naはシルク由来18種アミノ酸組成が毛髪への吸着性を高め、「洗浄しながら補修する」という処方設計の意図が見て取れます。なお、PG(EWG4・旧指定成分)とイソプロパノール(EWG6)が配合リストの後半に含まれており、配合量は少量とみられますが敏感肌の方には一つの留意点です。
メリット
デメリット・注意点
処方内の注意点:カチオン系成分(クオタニウム-18・33、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン)と強アニオン界面活性剤が共存する系では、相互作用による沈殿リスクが知られています。本品ではコカミドプロピルベタイン(両性)やセテアレス-60ミリスチルグリコールが乳化安定剤として機能し、この拮抗リスクを緩和する処方設計が読み取れます。
「頭皮より毛髪に全力投資した、ダメージヘア特化型の高成分シャンプー」です。
髪補修力・保湿力いずれも満点という評価は、ペリセア(1分浸透)・3種セラミド+コレステロールによるラメラ構造再現・ヘマチンの多機能補修という三つの科学的根拠によって裏付けられています。2,592円/200mlというコスト(コスパ3.67点:平均以上)は、これだけの高機能成分群を揃えることを考えれば十分に競争力のある水準と言えます。配合成分レベル4.5点は同価格帯の業界平均を大きく上回っており、成分の密度と品質に対する費用効率は高いです。
口コミ評価点は2.8点(4件)とやや物足りない数値ですが、サンプル数がわずか4件であるため統計的な信頼性は低く、成分スコア(総合4.27点)との乖離をそのまま「実力差」と断定するのは困難な状況です。口コミ数が増加した段階での再評価が望まれます。
5.0
髪補修力
満点
5.0
保湿力
満点
1.6
育毛効果
要注意
4.27
総合点
上位3%
使用シーン別推奨度: